教育年報1997年(H9)-047/258page

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6 へき地対策

(1) へき地学校の状況

 1) へき地学校
教育事務/級地 4級 3級 2級 1級 準1級 特地 教育事務所指定
本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校
小学校 県北             3 1 4   2   16   25 1
県中         3 2 14 7 9 1 11   19   56 10
県南     1 2 2 1 5   3   2   5   18 3
会津   1   1 6 1 8 1 5   2   9   30 4
南会津     1   6 3 4 3 1 1 4       16 7
相双         3   6           4   13 0
いわき   1     4 2 7 2 1   1   8 1 21 6
  2 2 3 24 9 47 14 23 2 22   61 1 179 31
中学校 県北             3           5   8 0
県中         1   4   4   4   4   17 0
県南             1   1       2   4 0
会津       1 4   5   1       4   14 1
南会津     1   5   1   1   2       10 0
相双         2   3           1   6 0
いわき         4   6   1       3   14 0
    1 1 16   23   8   6   19   73 1
総計   2 3 4 40 9 70 14 31 2 28   80 1 252 32
2 7 49 84 33 28 81 284

 2) 特別へき地学枚数、学級数、児童生徒数、教員数
小中別 小学校 中学校 合計
学校数 児童数 学級数 教員数 学校数 生徒数 学級数 教員数 学校数 児童生徒数 学級数 教員数
 区分
総地
本 校 分 校 本校 分 校 本校 分 校 本校 分 校 本 校 分 校 本校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本 校 分 校 本校 分 校 本校 分 校 本校 分 校
4地   2 2   9 9   4 4   4 4     0     0     0     0 0 2 2 0 9 9 0 4 4 0 4 4
3地 2 3 5 65 24 89 7 7 14 13 7 20 1 1 2 27 5 32 3 1 4 8 3 11 3 4 7 92 29 121 10 8 18 21 10 31
2地 24 9 33 1,539 72 1,611 117 20 137 193 20 213 16   16 804   804 47   47 134   134 40 9 49 2,343 72 2,415 164 20 184 327 20 347
1地 47 14 61 3,697 164 3,861 252 29 281 401 29 430 23   23 2,286   2,286 98   98 241   241 70 14 84 5,983 164 6,147 350 29 379 642 29 671
準地 23 2 25 2,093 38 2,131 137 5 142 210 5 215 8   8 870   870 34   34 83   83 31 2 33 2,963 38 3,001 171 5 176 293 5 298
特地 22   22 2,619   2,619 138   138 210   210 6   6 1,311   1,311 42   42 86   86 28 0 28 3,930 0 3,930 180 0 180 296 0 296
教育事務所指定 61 1 62 6,524 30 6,554 375 4 379 564 4 568 19   19 4,238   4,238 135   135 281   281 80 1 81 10,762 30 10,792 510 4 514 845 4 849
合計 179 31 210 16,537 337 16,874 1,026 69 1,095 1,591 69 1,660 73 1 74 9,536 5 9,541 359 1 360 833 3   252 32 284 26,073 342 26,415 1,385 70 1,455 2,424 72 2,496


(2) へき地教育の振興策

 へき地の学校は、概して小規模であり、かつ分校も多い

ため複式学級が多い。従って教育条件の改善充実を図ると

ともに、へき地学校に優秀な教員を確保することが緊要で

ある。

 1) へき地教育の人事行政

「平成9年度人事異動方針」1の2において、「教育

の機会均等の理念に立脚し、各学校の教職員組織の充実

と均衡に努めるとともに教育庁職員組織の充実を図る」

ことを基本としてかかげ、これを受けて平成9年度小・

中・養護学校教職員人事実施要綱の[2]において「交流の

ための区分を設定し、すべての教職員を在職期間中に都

市、平地、へき地の勤務を公平に経験させる」こととし、

へき地と各地域との計画的な交流の推進を図った。

 また、へき地派遣制度によるへき地派遣、へき地学校

勤務で優秀な実績をあげた者の管理職への抜てきなどの

施策もあわせて実施した。

 ア へき地交流

 (ア) 地域区分

県内の地域区分を次のとおりとする。

  ○ 特A地域 旧4市 (福島、郡山、会津若松、

平)の学校

  ○ A地域 市、主要町村の学校

  ○ B地域 特A、A及びC地域以外の学校

  ○ C地域 へき地の学校(人事委員会、教育

事務所の各指定学校)

 (イ) 交流基準

  (ア) へき地学校勤務については次の基準による。

   ○ 教員については、その在職期間中に別表1によ

る期間勤務する。ただし、会津ブロック外出身

者の会津ブロックへき地学校勤務年数は、別表

2による。

   ○ 昭和28年度以降採用者のうちで、へき地学校勤

務の経験のない者については、計画的にへき地

学校へ転出させる。ただし、へき地学校に勤務

すべき該当者が少ない場合においては、採用年

度にかかわらず計画的にへき地学校に転出させ

る。

   ○ すでにへき地経験を有する者が、再び相当期間

へき地学校に勤務し、都市又は平地の学校に転

出を希望する者については、優先的に考慮する。


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