教育年報1997年(H9)-219/258page
第4節調査研究事業
美術館活動の充実を図るとともに、美術情報センターとし
ての機能充実のため、作家や作品をはじめ、保存、展示、教
育普及等の調査研究および情報の収集を行った。
1調査研究事項・
1)作家2)作品3)技法4)美術史5)保存6)教
育普及7)展覧会8)運営9)県内外の展示施設10)美術館
利用者の動向他
2重点調査研究事項
1)福島県出身作家の基礎調査
2)幕末〜近代の福島の美術調査
第5節普及事業
美術の表現と鑑賞の喜びをより深めるために、さまざまな
事業を行った。
1講演会の開催
期日 演題/講師 聴講者数 4/19(日) 「ロバート・メイプルソープの芸術」 110名 リチャード・マーシャル(前 ホイットニー美術館キュレーター) 11/3(日) 「見せ物、作り物、細工物」木下直之(東京大学助教授) 70名 3/8(日) 「ゲームとCG、その歴史と現状」 80名 遠藤雅伸(ゲーム作家) 3/22(日) 「デジタル映像表現の未来」 樋口真嗣(特撮監督) 100名 合計:360名
2映画会の開催
講堂において、午前・午後の2回上映
期日 上映映画 入場者数 4/20 マイ・プライベート・アイダホ 60名 5/18 キリング・フィールド 60名 6/15 沓掛時次郎・遊侠一匹 90名 7/20 宮本武蔵・一乗寺の決闘 120名 8/17 八月の鯨 100名 9/21 ジャッカルの日 80名 10/19 黒蜥蝪 130名 11/16 江戸川乱歩の陰獣 120名 12/21 ムーミン 300名 2/15 トイ・ストーリー 70名 3/15 アポロ13号 150名 合計:1,280名
3実技講座の開催
講座名 期日 講師 受講者 実技講座 裸婦のデッサン 5/11〜 6/8 北折整 (東北生活文化女子大学講師) 15名 リトグラフの技法 7/5〜 7/20 西川洋一郎 (版画家) 14名 手づくりフェルトで作る彫刻 11/1〜 11/16 高瀬ゆり (美術家) 9名 見えない世界を描く 1/25〜 2/22 深沢軍治 (画家) 15名 技法講座 スタイロフォームでつくるオブジェ 8/30・ 31 馬田純子 (造形作家) 11名 アクリル絵の具の可能性 9/27・ 28 智内兄助 (画家) 15名 グルメなロウ細工 11/22・ 23 石田強義 (株式会社岩崎) 10名 親子美術教室 カメラでうつるんるん 5/5 佐々木隆二
(みやぎ親子読書 をすすめる会)12組 30名 木のおもちゃをつくろう! 12/7 井上昭雄 (日本おもちゃ会議会員) 9組 21名 CGで遊ぼう! 2/28 ADAMS-Pure (デジタルアート・
スプラッシュ出品作家)10組 20名 わんぱくミュージアム ペタペタはんが 6/28 真柴毅 (当館学芸員) 15名 泳ぐどうぶつ 8/2 真柴毅 (当館学芸員) 14名 デユビュッフエに挑戦! 9/13 真柴毅 (当館学芸員) 14名 美術アートクラブ 金属で作る動物・植物 10/11 久慈伸一 (当館学芸員) 5名 壁画の技法・フレスコで描こう 12/7 久慈伸一 (当館学芸員) 18名 受講者合計:226名
4美術鑑賞講座
講座名 期日 担当学芸員 聴講者数 1)壁画に見る黒の魅力一ブレダン、ルドン、エッシャー他 6/7 久慈伸一 9名 2)マックス・エルンストの不思議な世界 6/21 真柴毅 10名 3)近代日本画の流れ日本画の誕生―明治時代 10/11 堀宜雄 10名 4)近代日本がの流れ写実と個性―大正時代 10/25 堀宜雄 10名 5)近代の日本画の流れ古典と装飾―昭和初期 11/15 増渕鏡子 7名 6)近代日本画の流れ日本画を越えて昭和戦後 11/29 増渕鏡子 7名 7)日本の木版画一浮世絵を中心として― 2/21 佐治ゆかり 10名 8)テクノロジーと芸術 3/14 宮武弘 15名 合計:78名