教育年報1998年(H10)-074/270page
(ウ) 情報教育の充実のため、教員の研修に努めた。
(エ) 産業教育関係機関との連携により、産業教育の振
興に努めた。
5) 学力向上を図る。
学力向上サクセスプラン事業として、学習の個別化に
関する事業、各高等学校の生徒の実態に応じた進路実現
のための事業及び中・高の連携を図るための事業等を実
施することにより、学力の一層の向上を図り、生徒の個
性を生かした進路希望の実現、ひいては大学等進学率の
向上に努めた。
(4) 教職員の資質の向上と学校管理運営の充実
1) 現職教育の充実
ア 校内における研修体制の改善・充実を図った。
イ 研修会、講習会等への積極的参加を促進し、指導力
の向上を図った。
ウ 自己研修の充実により、教職員の能力が効果的に発
揮されるように努めた。
エ 経験者研修1・2の一環として、指導主事による学
校訪問を行い、教科指導力の向上を図った。
2) 学校管理運営の適正化
ア 適正な学校運営の努力目標を定め、その到達度を客
観的に評価できるように努めた。
イ 管理者が学校管理運営について積極的に指導助言を
行うよう努めた。
ウ 諸表簿の整理と保管、設備・備品の管理と活用につ
いては、適正に行われるように努めた。
エ 学校事務の責任分担を明確にし、正確、敏速、円滑
に処理するよう努めた。
オ 各種調査報告について、厳正、的確に作成し、期限
の厳守に努めた。
3) 勤務体制の確立
ア 教職員の勤務内容を明確にし、その実績について客
観的に評価できるようにした。
イ 最終退勤者と宿直代行員は、出退勤時に学校管理状
況の引継ぎを確実に行うよう指導した。
4) 使命感の高揚
ア 教育公務員としての使命感に徹し、規律と責任ある
態勢を整え、教育能率の向上に努めた。
イ 教育公務員としての立場を自覚し、いっそう事故防
止に努め、社会的信用を失墜することのないようにし
た。
ウ 絶えず自己研修に努め、豊かな知性を養い、指導力
を高め、職責を十分果たせるようにした。
(5) 教育環境の整備充実
1) 学習環境の整備充実
ア 環境整備については、方針を確立し、年次計画によ
る充実を図った。
イ 学習環境を整備し、学習意欲の高揚を図った。
ウ 施設・設備の管理と運営の適正化を図った。
2) 学校事故防止の徹底
ア 安全教育の計画的実施と、事故防止を配慮した環境
の整備改善に努めた。
イ 学校事故、教職員事故の防止については、適切な対
策を講じ、事故の絶無を期した。
ウ 指導・管理の充実を図るため、関係機関、団体等と
の連携を密にして協力態勢の確立に努めた。
(6) 公立高等学校入学者選抜
1) 基本方針
平成11年度福島県公立高等学校入学者選抜における基
本方針
ア 一般選抜
入学者の選抜は、中学校長から提出された調査書、
選抜のための学力検査の成績及び面接の結果を資料と
して、各高等学校、学科等の特色に配慮しつつ、その
教育を受けるに足る能力・適性等を総合的に判定して
行うこととする。
1 中学校においては、調査書を厳正公平に作成する。
2 高等学校においては、調査書を十分に尊重する。
3 学力検査問題の出題は、中学校学習指導要領に基
づき適正なものとする。
4 学力検査の実施教科は、国語、社会、数学、理科、
外国語(英語)の5教科とする。
5 選抜に当たって面接を実施する。
イ 推薦選抜
入学者の選抜は、中学校長より提出された推薦書、
調査書及び選抜のための面接、小論文(作文を含む)、
実技等の結果を資料として、各高等学校、学科等の特
色に配慮しつつ、その教育を受けるに足る能力・適性
等を総合的に判定して行うこととする。
2) 入学者選抜関係日程
6月9日 公立高等学校入学者選抜事務調整会議(第1回)
7月8日 同上 (第2回)
8月21日 同上 (第3回)
8月21日 公立高等学校入学者選抜方法の改善に関する
調査研究報告書提出
10月1日〜10月5日
県北・県中・県南・会津・いわき・相双の6
地区で入学者選抜実施要綱説明会実施
10月15日 平成10年度入学者募集定員決定
ア 推薦選抜関係日程
1月18日〜1月21日 願書提出
2月1日 面接
2月4日 合格内定通知
2月8日 入学確約書提出締切
3月19日 合格者発表
イ 一般選抜関係日程
2月12日〜2月18日 願書提出
2月24日〜3月3日 出願先変更
3月4日〜3月6日 調査書提出
3月15日 学力検査
3月19日 合格者発表
3月23日〜3月25日 再募集願書提出
3月29日 再募集合格者発表
2月12日〜4月7日 通信制の課程の願書提出
4月1日〜4月2日 定時制の課程における特例再募
集の願書提出