教育年報1998年(H10)-091/270page
(2) 平成10年度県立盲・聾・養護学校教員交流基準
1) 一般基準
ア 教育課程の適正な運営を期するため、教員組織の均
衡をはかるようにつとめる。
イ 高等学校および市町村立小・中・養護学校と盲・聾・
養護学校との交流をはかる。
ウ 高等学校との交流は、県立高等学校職員人事異動実
施要項による。
エ 市町村立小・中・養護学校との交流は、市町村立小・
中・養護学校教職員人事異動実施要項による。
オ 優秀な人材の転入をはかるとともに、その者が相当
年数(3年以上)勤務した場合の転出については特に
考慮する。
カ 同一校には原則として最低3年は勤務するものとす
る。
キ 二親等以内の者は原則として同一校勤務をさける。
2) 勤務年数による基準
次の基準に該当する者は、原則として交流の対象とす
る。
ア 採用後ひきつづき同一校に3年以上勤務した者
イ 同一校に8年以上勤務した者
(3) 地区及び障害別の学校分類による基準
1) 県立盲・聾・養護学校の地区別、障害別の分類は別表
1によるものとする。
2) 昭和52年度以降、特殊教育諸学校教員として登載され
採用された者は、原則として15年以内に2地区および2
障害以上の学校にいずれも勤務させるものとする。
3) 上記の2)の2障害の経験については、原則として別表
2によるものとする。
別表1 県立盲・聾・養護学校地区別・障害別学校分類
地区/障害 盲 聾 知的障 害養護 肢体不自由養護 病弱養護 県 北 ・盲学校 ・聾学校福島分校 ・大笹生 養護学 校 ・須賀川養護学校医大分校 県南 ・聾学校 ・あぶく ま養護 学校
・あぶく ま養護 学校安 積分校
・西郷養護学校
・石川養 護学校・郡山養護学校 ・須賀川 養護学 校
・須賀川養護学校郡山分校会津 ・聾学校会津分 校 ・会津養 護学校
・猪苗代 養護学校・会津養護学校 竹田分校 いわき ・聾学校平分校 ・いわき養護学校 ・平養護学校 相 双 ・富岡養護学校 別表2 県立盲・聾・養護学校障害別経験分類
群名 1 群 2 群 群分類 原則として
15年以内に
勤務経験を
必須とする
障害種別の
学校・1群以外の障害種別の学校 群内の 学校 ・知的障害養
護学校・盲学 校 ・聾学 校 ・肢体不自由養護学校 ・病弱養護学校 注l 2群内の障害種別の学校のみの経験を有する者は、1
群の学校に勤務することを必須とする。
注2 1群の学校に勤務している者、又は勤務した者で、2
障害の経験を有していない者は、2群内のいづれかの障
害種別の学校での勤務をするものとする。
注3 ただし、平成7年度までに2地区及び2障害の勤務経
験を終了しているものはこの限りではなく、これまで2
地区及び2障害の勤務経験を有していない者、及び平成
8年度以降採用教員については、注1、注2の勤務経験
を必要とする。
4 学校の設置及び統廃合
(1) 学部の設置
なし
(2) 学科改編
学校名 学 科 内 容 高等部 聾学校 普 通 科 金属工業科 普 通 科 情報工業科 → 情報工業科 生活技術科 生活技術科