平成12年度教育年報 -223/272page

第4節　調査研究事業

　美術館活動の充実を図るとともに、美術情報センターとしての機能充実のため、作家や作品をはじめ、保存、展示、教育普及等の調査研究および情報の収集を行った。

1　調査研究事項

　ｱ 作家　ｲ 作品　ｳ 技法　ｴ 美術史　ｵ 保存　ｶ 教育普及　ｷ 展覧会　ｸ 運営　ｹ 県内外の展示施設　ｺ 美術館利用者　の動向他

　2　重点調査研究事項

　（1）佐藤朝山調査、県出身ゆかりの若手作家調査

第5節　普及事業

　美術の表現と鑑賞のよろこびを深めるためにさまざまな事業を行った。

1　講演会の開催

期　　日	演　題／　講　師	聴講者数
9月10日（日）	「ホッパーとアメリカ人の生活」猿谷要 （東京女子大学名誉教授）	120名
1月12日（日）	「小袖模様登場の背景」丸山伸彦 （金沢美術工芸大学助教授）	80名
3月20日（火）	「ワイエスとアメリカ人の心の風景」 常盤新平（作家）	250名
		合計　450名

2　映画会の開催

講堂において、午前、午後の2回上映

期　　日	上　映　映　画	入場者数
8月20日（日）	彫る・棟方志功の世界	420名
9月16日（土）	サイコ	150名
9月17日（日）	鳥	200名
3月18日（日）	秋津温泉	50名
		合計　820名

3　実技講座の開催

	講　座　名	期　日	講　　師	受講者
実技講座	多色木版を作る	7／22〜8／6	松　下　サトル （日本版画協会会員、女子美術大学講師）	15名
	頭像を作る	10／21〜11／5	大　石　　　尚 （郡山女子大学短期大学部生活芸術科教授）	13名
	私流“日本画”で“自然”を描こう	2／10〜25	日　高　理恵子 （画　　　家）	12名
技法講座	ブリキで作る彫刻	9／2・3	秋山祐徳太子 （美　術　家）	11名
	パステルで描くおいしい世界	12／2・3	中　澤　由美子 （イラストレーター）	15名
親子美術教室	はり金アート	9／17	藤　掛　正　邦 （造形作家）	7組 15名
	クリスマスキャンドルを作ろう	12／17	横　島　憲　夫 （造形作家）	11組 23名
わんぱくミュージアム	セツコウでつくろう	8／19	久慈伸一 (当館学芸員）	15名
	しぽうやきにチャレンジ！	11/19	真柴　毅 (当館学芸員）	18名
一日創作教室	凹凸を写すコラグラフ版画	10／1	真柴　毅 (当館学芸員）	11名
	スクラッチボードで描く	3／11	久慈伸一 (当館学芸員）	10名
				合計158名

4　美術鑑賞講座の開催

講　座　名	期　日	担当学芸員	聴講者数
アメリカン・リアリズムの画家たち ジョン・スローンーアメリカの光と影を描く	10／28	吉村　有子	7名
アメリカン・リアリズムの画家たち 　国吉康雄−アメリカに渡った日本人画家	11／11	宮武　　弘	7名
アメリカン・リアリズムの画家たち ベン・シヤーンー民衆の愛と希望を描く	11／25	久慈　伸一	11名
アメリカン・リアリズムの画家たち アンドリュー・ワイエスー郷愁と詩情の光景	12／9	真柴　　毅	23名
1910年代の日本美術 関根正二《姉弟》と大正期洋画	3／3	酒井哲朗 (当館館長）	30名
1910年代の日本美術 酒井良三《雪に埋もれつつ正月はゆく》と大正期日本画	3／17	酒井哲朗 (当館館長）	20名
			合計　98名