福島県教育センター発足10年の歩み -000-01/042page
まえがき
福島県教育センターは,昭和46年4月1日に従来の「福島県教育研究所」並びに「福島県理科教育センター」を発展的に拡充統合して,新たな構想と規模の下に,近代的な全国屈指の施設・設備を持った教育研修・研究の殿堂として発足した。
以来,教育関係職員の研修,教育に関する専門的,技術的事項の調査研究,情報処理教育,教育相談及び教育図書・資料の作成・収集・普及を行うための機関として数々の事業を遂行し,本県教育振興発展のため努力してきた。
この10年間,科学技術の著しい進歩と社会の急速な発展に伴い,当教育センターに寄せる期待と要請は強く,先輩諸氏は,その要請に応えるべき施設・設備の充実を図る一方,組織・機構の改正を行うこと等,本来の使命達成に尽力され,その業績は誠に大なるものがあり,ここに衷心より敬意を表する次第である。また昨年度は待望久しかった体育館が完成し,さらに本年度は,全国教育センターの中でも屈指の規模と機能を誇る最新型コンピューターの導入が予定されている。
本来ならば教育センター発足10年という歴史の区切りとして記念行事の考えもないではなかったが,事業の推進・充実こそが当面の急務と考え,ささやかではあったが,所報50号を記念特集とし,さらに「教育センター10年の歩み」を観光して記念としたことを諒とされたい。
ここに,教育センター発足以来,英明達識の人格をもって,各々その特長を発揮された歴代所長はじめ,当教育センターの今日を築かれた旧所員及び関係各位に対し心より敬意と感謝を捧げたい。
おわりに,我々全所員が,当教育センター設立の趣旨を体し,日に新たな現場の実践と結びついた研修・研究並びに奉仕事業充実推進のため一意専心邁進する決意であるので,先輩諸賢及び関係各位の御指導御鞭撻を切にお願いする次第である。
昭和56年4月1日
福島県教育センター所長 佐藤信久