中学校技術・家庭科学習指導資料-008/50page

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の回転原理である。しかし,実際には永久磁石を回してやって,これで回転子を回すのであってはモータにならないので,交流で回転する磁界を作ってやるわけである。つぎにこの回転磁界をつくる装置の製作に移ることにしよう。
3 回転磁界装置
(1)完成見取図
図−1

図−1は,螢光燈20W用安定器およびコンデンサ(200V以上8〜12uFの容量)を交互に使用して,回転磁界をつくる装置の完成見取図であり,各部に名称(仮称)を付したものである。
(2)製作図
1)部分組立図
図−2

左図は,コイルリングにコイルを取りつけたものである。コイルリングは外径60φのビパイプを使用した。コイルは,M8のボルトを鉄心にして,0.26〜0.3φのフォルマール線を12m巻きつけ,塩ビパイプを四等分し四か所にとりつける。さらに,コイルの端を出す穴を上部に一か所,下部に二か所あけ,上部は巻き始め,下部は巻き終りとする。

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