中学校技術・家庭科学習指導資料-020/50page

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(2)材料表
NO. 品名 寸法等 数量 NO. 品名 寸法等 数量
1 塩ビ板 t2.5×110□ 1 5 ラワン材 10×120×200 1
2 アクリル板 t10×16×60 1 6 ビスねじ M3, L12 1
3 銅 板 t0.3×6×120 1 7 ビニール単線 細(16本)2色300 12
4 燐青銅板 t0.3×10×300 1 8 木ねじ サラ,首下6 16

(3)製作上の留意事項
1)TP用ぺン(水性)で塩ビ板上に必要な回転板寸法をとり,両頭研削盤で円形に作り,仕上げは,細目のサンドペーパーで研磨する。
2)つまみを回転板上にエポキシ系の接着剤で接合する。
3)接点板の両端は,目立用ヤスリで角をとり,接点との接触をスムーズにする。
4)接点は先を半円形につくり,金工用布ヤスリ(400蕃以上)で再仕上げするとよい。
5)接点は,いわゆるs字形に曲げ接点板と接触させるが,回転板の回転時に,接点以外に接触しないよう木台に取り付ける。
6)接点は2枚1組になって取り付けるが,その間かくは約5mm位がよい。
7)回転板を木台に取り付ける際,木台裏面にビスねじ用ナットが出るので安定を欠くから,8,0φのキリで下穴をあけるとよい。
8)部品が全部取り付けたら,つまみをつかみ,左右に回転させて,スムーズな回転になるかどうかたしかめる。
9)もし,回転がスムーズにいかないとすれば,それは次のような原因だから修正してほしい。つまり,接点板を押している接点の圧力が強すぎるからであb,接点の曲げ具合を加減して調整するとよい。
10)各接点よりの配線は,時計回りと反時計回りの回路をビニール単線の色を別々にして配線するとよい。これは,生徒に説明する際便利であるし,理解が早い。
11)配線が終ったら,各接点間の導通試験を回路計で行ない,導通の有無を確認する。導通がないときは,接点板と接点の接触不良が大部分なので,そこを調整するようにする。

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