小学校福島県診断標準学力検査問題分析結果報告-008/63page

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[4]読む(語句)
小問ごとの平均正答率の伸び(読む)

 この領域は,のび率の比較的低かったところである。一は,ことばの意味(単調,手どき,たくして,特有)を問うものであり,2問が上昇している。二は,反対の意味のことばを選ぶ(前進,普通,簡単,成功の反対語)問題である。2問が上昇している。
 三は,意味のよくにたことば(有名,日常,方針,未来)を選ぶ問題である。3問が向上している。
 四は,同じような意味の語句を選ぶ(あいづちを打つ,根も葉もない,けりがつく,耳にたこができる)問題である。あまり向上がみられない。
 五は,(まともに,おをひく,くじく,よそおう)のことばが正しく使用されているかどうか問う問題である。40%以下の問題が,3つある。これは,正しく使用しているもの二つ選ぶことになっているのに,正しいもの一つしか選ばないものが多いことと,ふだん,ことばの意味の吟味が,あまいことによると思われる。また,語句の意味をとらえる場合,意味がズレたり,ひゆ的な表現になると,正解がすくなくなるようである。
 六は,熟語の構成を問うものであり,2問向上している。


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