小学校理科教材指導のてびき-017/80page
よく消磁できるようです。
電源装置の利用例をあげてきましたが,これらのほか,光の実験の中で光源ランプの電源にも利用することもできます。P22をごらん下さい。
また,電池の充電にも利用できます。なお,「電流による発熱」の実験にも利用できますが,新指導要領では削除されますので,取りあげませんでした。
(注1)これまで取り上げてきた電源源装置は,小型のもので各テーブル毎のグループ実験に適しています。
電源装置には,このほか写真-13に示すような大型のものがあって,これは40Aとか60Aとか大容量の電流を取り出せます。これを準備室あたりにおいて,これから送電パイプを通して各テーブルに送電する方式を取るわけです。
写真-13
(注2)P.15の※について。つぎの実験ができる。
(1)電流が流れると磁針がふれる。(図-21)
(2)電流が強い程磁針のふれの角は大きい。(図-21)
(3)電流の向きと磁針のふれの向きの関係。(図-21)
(4)巻数が多いと磁針のふれの角は大きい。(図-22)
図-21
図-22