小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1980-001/187page

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1検査・分析の趣旨
学習指導要領の改訂に伴って作成した「福島県標準学力診断検査問題」により本県児童の学力の実態を把握するとともに、その検査結果を分析し、県内小・中学校における教育課程の編成及び学習指導の改善に資する。

2検査内容
(1)小学校第4学年国語・社会・算数・理科
(2)小学校第5学年国語・社会・算数・理科
(3)小学校第6学年国語・社会・算数・理科

3検査対象
小学校第4・5・6学年の課程終了時における学力を把握するため、検査対象とした学校及び児童数は別表1・別表2のとおりである。

4検査方法
(1)標本抽出層化無作為2段抽出法により調査対象を抽出した。すなわち、学級数による学校規模と学校の所在する地域(特A地区、A地区、B地区、C地区)によって県内の小学校を11個の層に分け、各層にその層に属する児童に比例した標本数を割り当てた。さらに、1学級当たりの児童数を40名とみて、その層に割り当てられた標本数に見合つた標本校を抽出した。なお、1学級40名を割る層の場合は、標本校を多くとるなどの配慮をした。
(詳細は、「福島県標準学力診断検査の手引き」を参照されたい。)
(2)検査時期
昭和53年3月(昭和52年度)
昭和54年3月(昭和53年度)
昭和55年3月(昭和54年度)

5分析方法
(1)コンピューターによるデーター処理
検査の結果は、コンピューターによって処理し、各学年、各教科、各領域及び小間について正答率
を算出した。
(2)研究委員による検査結果の分析と対策の視点の検討
所員及び小学校教員で構成する各教科研究委員会において、検査結果を分析し、各校における学習指導等に役立つように、対策の視点を検討した。

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