福島県の中学校の学習に対する意識と行動-010/115page

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設問20 「将来の自分の職業についての目標はありますか」
「将来の自分の職業についての目標はありますか」

 1・3年生はほぼ同じ傾向を示したが,2年生でやや意識が低下し「はっきりある」が27%で,「あまりない」が29%となっている。

設問21 「将来の目標実現のために何を必要か考えますか」
「将来の目標実現のために何を必要か考えますか」

 「よく考える」と答えた生徒は1年生で31%,2年生で23%,3年生で34%であり,「ときどき考える」と答えた生徒は1年生で40%,2年生で43%,3年生40%である。「あまり考えない」は1年生で21%,2年生で25%,3年生20%である。

3 学習に対する行動

 質問をする際,また疑問を解決しようとする際に,教師に聞いたり,校外の施設等を利用する生徒は少ない。しかも学年が上がるつれてその割合が少なくなる。特に2年生では消極的である。一方,家庭学習は宿題を中心に平均90分程度行なわれる。教科別ではほとんどの生徒が主要5教科に力を注いでいる。なかでも英語,数学が他の教科より重点的に学習している。

(1) 質問・疑問

 質問や疑問があるとき教師にたずねる割合は,友人に聞くよりも少なく,特に2年生が全体的に低い傾向がある。また,図書館や参考書の利用など主体的に取り組む学習は苦手のようである。



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