より良く生きるための学力を求めて-006/64page

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(5) センター試験男女別成績比較
右の表は、全国の受験生を男女別に分けたときに、本県の男女の全国順位、全国平均点に対する素点を示すものである。
また、47都道府県を母集団として(データ数47)偏差値でグラフ化したものをそえた。
センター試験 男子・女子比較
男女別に見た場合、全国的には男子優位の県が例年多く、今年も27都道府県は男子優位である。しかし、本県は昨年総合で3.1点女子を上回った男子が、今年は、1.9点女子よりも低く、女子優位の結果となった。
本県の女子は、国語が全国平均を凌ぎ、英語数学、総合で、男子に比べて全国との差が小さい。
これに対して、男子は、昨年同様「女子に比べて頑張りがたりない」状況が改善されていない。
センター試験 男女別偏差値比較(平成7年1月実施)
県名 順位 総合男子 順位 総合女子 順位 英語男子 順位 英語女子
福島 41 506.0 36 507.9 28 108.8 31 114.4
全国平均 527.3 521.0 111.7 117.5
県名 順位 数学男子 順位 数学女子 順位 国語男子 順位 国語女子
福島 42 122.4 33 117.6 21 135.5 16 144.4
全国平均 131.5 121.6 135.0 143.5


センター試験男女別成績比較

(6) センター試験文系・理系成績比較
一般に理系の生徒は、文系に比べ、こつこつ努力するイメージがあり、センター試験の素点で見ると、点数も文系より良く、よくできるという眼で見がちである。
センター試験の素点総合が、文系より良いのは、数学の平均点が、約20点文系より良いためであるが、これは全国の理系の生徒全体がそうであり、本県の理系の生徒のメリットではない。むしろ、英語、数学、国語3教科の全国理系の中での順位に関しては、文系のそれと比べて劣るのである。
センター試験 文系・理系比較
このことを、全国47都道府県を母集団として(データ数47)、全国理系、全国文系集団の中の本県理系、文系の生徒の位置付けをするとさらに明確になる。
センター試験の英語、数学、国語に関する限り、文系生徒の方がより有利な位置につけている。5教科総合で逆転するのは、理科、社会による。
センター試験 文系・理系偏差値比較(平成7年1月実施)

 

県名 順位 総合文系 順位 総合理系 順位 英語文系 順位 英語理系
福島 39 495.8 37 519.3 26 112.9 34 107.7
全国平均 515.9 532.7 115.6 111.7
県名 順位 数学文系 順位 数学理系 順位 国語文系 順位 国語理系
福島 36 110.5 39 131.0 19 141.0 23 135.1
全国平均 116.5 137.0 140.4 135.3

センター試験文系・理系成績比較



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