すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-022/114page

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【資料7】は個人用の学習カードです。
 集団的な動きを支えているのはグループの一人一人であり,個人の上達がグループの上達につながります。

 個人の活動の足跡も分かるよう,めあてとして取り組んだ技の名前,めあてごとの感想や反省,集団的な動きについての感想を記録することができるようにしました。教師の励ましの言葉(矢印部)が,児童の意欲をさらに高めます。

 この児童は,集団の動きの中で取り入れたい技を決定し,このようなめあてで練習に励みました。また,集団的な動きに対する意識の高さも感じられます。


【資料7】
資料7

跳び箱運動用

【資料8】は,技の難易度と得点の一覧表です。技の難易度を客観的にとらえることができるので,児童の自己評価や相互評価に役立てることができると考えました。また,班対抗競技会で行う技を選択したり,班の総得点を予想して他の班と駆け引きをしたりする楽しさも期待できます。

 難易度や点数は目安です。
児童の実態や先生方のお考えに合わせて,修正を加えてご使用ください。


【資料8】

跳び箱運動 技の難易度と得点
難易度
技の名前 得点=基本点+ボーナス
A1
開脚前転(縦) 100=80+20
A2
開脚前転(横) 120=100+20
A3
水平開脚跳び 160=140+20
B
台上前転 140=110+30
C1
横跳び越し 140=110+30
C2
側方倒立回転跳び 170=140+30
D1
かかえ込み跳び(横) 150=130+20
D2
かかえ込み跳び(縦) 170=150+20

E1

首はね跳び 160=130+30
E2
頭はね跳び 180=150+30
F
仰向け跳び 200=170+30

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