すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-049/114page

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[CCDカメラの活用]

 

1 教材の活用と特徴

 CCDカメラを用いて,水中の映像を映し出すことによって,全反射と屈折の事象について,総合的に考えさせたり,体感させたりすることができます。生徒たちに,「魚釣りをするとき,魚は,こちらの風景をどう見ているのだろうか。」とか「魚から見えないようにする方法はあるのかな。」というような発問を投げかけ,予想したことを書かせてもよいでしょう。

 

2 授業での活用方法

[準 備]水槽,コンピュータ,文字板
    CCDカメラ(動画が可能なものが望ましい。)
    CCDカメラが動作するためのOS(ウィンドウズ98等)    
    CCDカメラを入れるビニール袋(防水のため)
[観察のための準備]
@ あらかじめ,水槽に3分の2くらいの水を入れ,写真3のような文字板を図13のように貼り付ける。
写真3
写真3
A CCDカメラを防水のため折りたたんだビニール袋に入れる。(写真4)
写真4
写真4

[授業での展開例]                      
@ 魚釣りをするときに,魚は,こちらの風景をどう見ているか
 予想させる。図12のような絵を提示すると生徒のイメージも膨らむ。
A 図13のようにCCDカメラをセットした場合,水槽に貼り付けた文字はどのように見えるか予想させる。
図12
図12

図13
図13                      


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