研究紀要第2号 教授組織に関する研究 実践集 - 025/047page
B 本時のねらい
本時のねらいを具体的にあげてみると次のようになる。
ダンスについて
ア、5〜6人のグルーブで、話しの「すじ」に従って模倣できるようにする。
イ、リズムに合わせて、自由に楽しく、のびのびと表現できるようにする。前まわりについて
ウ、なめらかに前まわりができるようにする。 −A程度
エ、まっすぐにころがり、ひざを持って起きることができるようにする。 −B程度
オ、傾斜を使って、前まわりができるようにする。 −C程度C 程度別集団編成の基準
第2次
A (紫組)−活発……まがらないでまわり、ひざを持って起きることができる。
B (赤組)−普通……一応まわれるが、手をつかないと起きられない。
C (ピンク組)−不活発…ひどく曲ったり、なかなかまわれない。第3・4次
A (紫組)………なめらかに前まわりができる。
B (赤組)………まっすぐにころがり起きることができる。
C (ピンク組)…傾斜を便って前まわりができる。D 児童の実態
1・2・3組合併で96名・男50名・女46名である。身体活動への意欲は盛んで、ほとんどの児童は、体育の時間を好んでいる。男女の意識はみられず、仲よく運動することができる。第2次取り扱いの「前まわり」運動では、Aのグルーブが35名、Bのグルーブは34名、Cのグルーブは26名である。できる、できないというよりも向上への意欲をもたせるため、紫、赤・ピンクのリボンをつけさせる。児童は喜んで学習に参加し、家庭においても、ふとんの上などで練習している。
E 準備
マット(12枚)、レコードプレヤー、ピアノ、タンブリン、種別リボン、リーダーのカンムリ
F 場の構成