研究紀要第5号 情報処理教育講座 FORTRAN文法の手引き - 030/044page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

 11  手続きと副プログラム

手続き
procedure
 関数
又は
 関数手続き
文関数
組込み関数
  内部手続き
外部関数 基本外部関数
関数副プログラム
外部手続き
 サブルーチン
又は
 サブルーチン手続き
外部サブルーチン サブルーチン副プログラム

副プログラム
subprogram
手続き副プログラム 関数副プログラム
サブルーチン副プログラム
初期値設定副プログラム
外部手続きは、手続き副プログラムの形式で定義するか、FORTRAN言語以外の言語で定義する。

 

11−2 手続きの定義と引用

 手続きをFORTRANプログラム内で引用するときには、あらかじめプログラム内で、手続きを定義する必要があるものと、定義しなくてよいものがある。
定義する必要がある手続き:文関数、関数副プログラム、サブルーチン副プログラム
定義しなくてよい手続き:組込み関数、基本外部関数

(1)
組込み関数と基本外部関数

 組込み関数は、目的プログラムが作られるとき、必要な関数をプログラム内に組込んでしまうのに対し、基本外部関数は、プログラムを実行するとき、必要な関数をその都度呼び出すようにしている。
 利用者の立場からすれば、両者を区別して考える必要はなく、全く同じと考えてよい。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。
福島県教育センターの許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。