研究紀要第63号 「教育課程の実施に関する研究」 -082/093page

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6.まとめと今後の課題
 家庭科教育における実験の果たす役割は,今後ますます要求されると思われる。
 「実験の手引書」については,その必要性が強く叫ばれ,各方面で作成されている。しかし授業に取り入れるためには,一人一人の生徒が自ら主体的に学習をすすめ,その結果をまとめさせることが必要である。実験結果をまとめやすい表に整理し,それを授業に活用し,実生活に役立つよう工夫しなければならない。
 本研究は,「衣生活の設計・被服製作」の領域において,身近な素材を用い,比較的簡単で,容易に学習指導に役立つものとして数例まとめたものである。
 各学校において,実験を取り上げるに当たって本研究が足がかりとなれば幸いである。

〔参考文献〕
高等学校学習指導要領解説 家庭編 文部省
中学校技術・家庭 研究の手引 被服・食物 文部省
教育学大事典 第一法規
フレックスの家庭科教育法 家政教育社
学習指導要領の展開 明治図書
実験被服構成学 同文書院
実験・実習ノート,手引 家庭一般 全国高等学校長協会家庭部会
被服実験・実習ノート 学習研究社
家庭一般に関する実験 被服編 実教出版
被服材料実験 家政教育社
KGKジャーナル。X.19・NO.3  開隆堂
実践的・体験的学習を重視した指導法 家庭一般 福島県高等学校教育研究会家庭部会県北支部
家庭講座資料  福島県教育センター


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