福島県教育センター所報ふくしま No.45(S55/1980.2) -034/034page

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 教 具 ・ 作 品 紹 介 

コンピュータの記憶素子の移り変わり

 情報棟玄関ロビーには、いろいろな記憶素子の実物が展示されています。時間に余裕があるときは、来所した生徒達に説明していますが、非常に強い関心を示してくれます。


第一世次 (真空管)
 今から35年前、世界で初めての電子計算機ENIAC(エニアック)が誕生しました。
 真空管18,000本を使った巨大な装置です。

第一世代(真空管)


第二世次 (トランジスタ)
 1960年代に入ると、トランジスタ・コンピュータが次々に出現しました。
 コンピュータの本格的実用期に入ったのがこの世代といえるでしょう。

第二世代(トランジスタ)


第三世次 (IC)
 IC(集積回路)は、数個のゲートを一つのシリコンウェハーの上に組み上げたものです。LSIに対応して SSI ( samll scale integration )とも呼ばれ、現在のコンピュータの主流部品となっています。

第三世代(IC)


第四世次 (LSI)
 LSIは、数10個のICを取り付けたプリント板に匹敵します。イ億素子の小形化、高密度化によって、コンピュータは、ますます小形化すると同時にその性能もさらに向上しています。

第四世代(LSI)


昭和55年 2月15日印刷
昭和55年 2月20日発行

発行所  福島県教育センター
  福島市瀬上町字五月田16
  郵便番号960-01 電話53-3141

編集兼発行人  佐 藤 信 久

印刷所 大盛堂印刷所


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