福島県教育センター所報ふくしま No.85(S63/1988.2) -036/038page

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自己教育力を考える 北尾倫彦 図書文化社
個性を生かす自主学習 藤原喜悦
真の個性教育とは 梶田叡一 国土社
個性を生かし能力を伸ばす実践 信濃教育会 文教書院
子どもの中のテレビ 小島 明 他 国土社
C&Cは日本の知恵 小林宏治 サイマル出版会
コミュニケーションと教育 P・ヒルズ 磯部訳 多賀出版
カタカナ英語辞典 加藤祥造 他 研究出版社
自己評価 安彦忠彦 図書文化社
学習治療教育による授業改革 藤原喜悦
教授学 重要用語300の基礎知識 吉本 均 明治図書
道徳授業の深め方 竹ノ内一郎 新光閣書店
メディア教育のすすめ(全5巻)    
 1 メディア教育を拓く 後藤和彦 他 ぎょうせい
 2 メディアを読む
 3 メディアを語る
 4 コンピュータとつきあう 坂元 昴 他
 5 情報システムをつくる

<編集後記>

 福島県教育センター「所報ふくしま」も本年度最終号となりました。本年度はNo.81〜85号の発行でしたが、ねらいである「当センターと学校現場とのパイプ役になれたかどうか。紙面内容が、各校の研究推進や先生方の教職教養に役立つものになったか。何よりも毎日の授業実践の一助となるものであったか」等反省しているところです。

 反省といえば、各校においては、本年度教育諸活動の評価反省期、教育目標具現化のための努力の成果を的確に見定め、次年度の本校教育課程の編成にとりかかる時期かと思います。当センターでも、本年度の研究・研修事業のまとめと反省に追われています。

 本年度の研究事業は4本柱で実施しました。学校経営部が「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究」第1年次。学習指導部が「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究」第1年次。科学技術教育部は「自己教育力を育成するための学校教育の改善に関する研究」第2年次。教育相談部は「事例を通した教育相談の進め方に関する研究」第2年次です。いずれも研究紀要としてまとめ、各校へ提供いたします。ご活用を願います。

 その他、教育資料のコンピュータ検索に着手したこと、小学校理科現地講座を開設したこと、教育相談において、不登校相談が急増していること、小学校生徒指導講座を新設したこと等、本年度の顕著な活動としてお知らせしておきます。

 本年度の研修事業としての教育センター全講座が無事終了できました。これらの講座は、第3次福島県長期総合教育計画の中の「教職員現職教育計画」の1環として実施しているものであり、全63講座、延べ105回、2183人の先生方が参加して6月から2月にかけて開講しました。各講座とも「自己教育力の育成」にかかわる内容を盛り込むとともに、教育現場の抱える課題・要望等を踏まえ、日常の実践との結びつきを深めた研修となるよう努めたところです。

(編集子)


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