福島県教育センター所報ふくしま No.99(H03/1991.6) -037/038page

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温度変化をパソコンで見る


科学技術教育部理科教育係


 応答の速い温度センサーを用い、その電気信号をデジタル量に変換してパソコンに取り込むことにより、従来の教材用温度計では測定不可能だった変化量を視覚化できる。

【装置】
センサーと専用IC(熱電対とAD595) A/D変換器(MB4052利用) パソコン本体(RS232C端子から入力)

【グラフで示す】
 20mlの水に濃硫酸を1mlずつ溶解したと
きの温度変化を測定したものである。
 加えた瞬間に発熱し、その後、熱が拡散
する様子、また、溶解による発熱で液温が
100℃を越すことなどがよくわかる。


【グラフで示す】

【大型数字で示す】
 液温、気温や固体の温度など数百℃まで
測定できる。1秒ごとに表示したもので、
教室の後ろからでもよく見える。
【大型数字で示す】


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