福島県教育センター所報ふくしま No.107(H05/1993.6) -037/038page
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大気圧(気圧)を測る 科学技術教育部理科教育係
大気の圧力(大気圧)を測る,比較的簡単な方法を紹介します。
<<大気圧で水が押し上げられることを利用した方法(水気圧計)> > (写真 1 )
<準備晶> 硬質塩化ビニルパイプ(11〜12m) ゴム栓,たらい,麻ひも
<方 法>
1. 塩化ビニルパイプに水を充填し,両端をゴム栓でふさぐ。
2. 一端をたらいの中に入れ,垂直に立たせて,たらいの端のゴム栓を抜く。
3.パイプ内の水面が静止する高さを測る。
4.水の圧力との関係から,大気圧の大きさを求めることができる。
(1mごとに,ビニルテープなどで目盛を付けると測定し易い。)
<<吸盤フックを利用した方法> >
<準備晶> ばねばかり, 吸盤フック(2) 砂袋, 砂
<方 法>
1.写真 2 のような吸盤フックを2個密着させ,ばねばかりと砂袋の間に挾む。
2.砂を少しずつ加えていき,吸盤が離れたときの重さを測る。(写真 3)
3.吸盤部分の面積を求め,10m2あたりにはたらく力の大きさを調べる。