福島県教育センター所報ふくしま　No.112（H06/1994.10） -037/038page

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情 報 機 器 活 用 と 校 内 研 修

科 学 技 術 教 育 部 情 報 処 理 教 育 係

本所で行っている「情報機器活用状況に関する調査」の中から，本県の中学校における情報機器活用と校内研修について探ってみました。

授業での活用状況については，数学，理科，技術・家庭科など，特定の教科での利用度が高いことが分かると思います。また，パソコンの利用状況を見ると，一部の教師に偏っていることが分かると思います。校内研修では，半数以上の学校が研修内容の一つとして年間計画に沿って研修が行われています。しかし，年間の研修回数を見ると１〜２回が約80％を占め，十分な研修が行われているとはいえない状況です。

以上のことから，教員一人一人の資質向上を図るためには，学校全体で情報教育を無理なく推進していくための研修体制の整備と校内研修の充実を図る必要があります。

「パソコンは，習うより慣れろ」といわれます。多くの先生が気楽にさわれる環境作りがポイントです。

授業での活用状況（％）

パソコンの利用状況（％）

校内研修の実態（％）

年間の研修回数