福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.128(H11/1999.11) -038/042page
情報教育ニュース
《平成11年度アンケート調査から》
パソコン設置とインターネット活用状況
1 パソコン設置状況
〈表1〉Windows95/98導入率 平成11年3月31日現在におけるパソコン設置率は、ほぼ100%となったものの、小学校で3割弱、中学校で2割強の学校がWindows95/98対応機種でないために、最新のソフトを活用できない状況にあることがわかりました。
2 インターネット活用における課題
〈表2〉 インターネットを活用している先生がいる学校数
〈表3〉 インターネットを活用している先生の数 公表された新しい学習指導要領の中では、コンピュータだけでなく、インターネットの積極的な活用を勧めています。
そのため平成13年までには、すべての校種でインターネットが活用できるように整備が進められているところです。
表2は「インターネットを活用している先生がいる学校数」を、表3は「インターネットを活用している先生の数」を校種ごとに示したものです。
新しく示された教育課程のもとでは、学習活動等の中にインターネット活用導入を図ることが必要不可欠となります。したがって「インターネットを活用できる先生の数」をさらに増やしていくための研修態勢づくり、環境づくりが急務となります。
3 インターネットに関する講座の紹介
福島県教育センターでは、このような状況に対応していくため、今年度からインターネットに関する次の講座を開設しました。
平成11年度新たに開講した講座
ネットワーク管理者養成のための講座
● 小・中インターネット技術講座
● 高校インターネット技術講座
ホームページ作成・インターネット活用を目的とした講座
● 小・中情報教育(インターネット)講座
次年度以降さらに学校、先生方の二一ズに応えられるような講座の開設や講座内容の充実が図られるよう努めていく所存です。
最後になりましたが、今回の調査に関しご協力いただきまして誠にありがとうございました。