大信村 時間： 53秒 3.1MB 8.7MB 39.9MB 福島県、西白河郡、大信村。県の中通り南部に位置する大信村は、那須連山の山々に囲まれ、水と緑の美しい自然環境に恵まれたのどかな山村です。私達の故郷、大信村では、この豊かな自然環境を大切に守ると共に、より豊かな物にし、小さくとも夢と希望がきらりと光る村づくりを目指そうと、今、村ぐるみで新しい村づくりに取り組んでいます。

基幹産業 時間： 1分24秒 4.9MB 13.7MB 63.5MB 大信村の基幹産業は、昔から米作りが中心の農業でした。ところが、近年の社会経済状勢の著しい変動に伴い、今、大きく様変わりしてきています。特に、若者の他産業への流出が際立つようになり、農業従事者の高齢化の進行、後継者不足という課題に直面しています。そのため、村では水田の基盤整備をはじめ、近代化施設の整備など、多面的な思索を積極的に展開し、稲作の省力化を図る努力を続けてきました。一方、国営事業による大規模なな農地を開発を導入し、担い手となる農家の育成にも力を入れてきました。その結果、米に加え、大麦の栽培が増えるようになり、また収益性の高い作物としてブロッコリーやトマトなど、野菜の栽培も急速に伸びてきています。

キウイフルーツ栽培 時間： 25秒 1.5MB 4.1MB 18.8MB さらに、高齢農家向けに奨励した、キウイフルーツの栽培いも定着し、その栽培規模も年々拡大してきています。

加工品開発 時間： 42秒 2.4MB 6.9MB 31.7MB 一方、農産物の付加価値を高める加工品の開発や、特産品作りにも積極的に取り組んでいます。そして、新鮮な野菜をはじめ、漬物などの加工品、キウイフルーツで作られたワインや、濃縮ジュースなど、手作りの特産品を年4回に分けて宅配するふるさと大信玉手箱便も実施しており、都会の人たちに大変な人気を集めています。

東京圏 時間： 1分23秒 4.9MB 13.6MB 62.7MB 新しい時代に対応する農業への、こうした取り組みを推進すると共に、村では住宅団地や工業団地の造成にも意欲的に取り組んできました。昭和48年に開通した東北自動車道は、村の東の端を通っており、村の中心から矢吹インターチェンジまでは、わずか4キロ。そして、昭和57年に開業した東北新幹線は、村の中央部を縦貫しており、新白河駅へは13キロの距離です。さらに、平成5年3月に開港した福島空港へも、僅か16キロの距離にあります。こうした高速交通網の整備に伴い、大信村への時間距離は大幅に短縮されることになり、近年村は東京圏として注目を浴びるようになりました。

二次産業 時間： 38秒 2.2MB 6.2MB 28.7MB そこで村では、飛躍的に向上した地理的な優位性を最大限に活かし、工業の振興はもとより、若者達の定住を促進する生活環境作りを積極的に推進してきました。その結果、すでに数多くの工場が立地しており、地元での就業の場を著しく拡大させると共に、産業構造も第一次産業を抜いて第二次産業が優位を占めるまでに発展しています。

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