米と文化の里 湯川村(1/2)

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心の原風景
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人、自然、文化。ここ湯川村には、温もりと心の原風景があります。
湯川村
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会津盆地のほぼ真ん中にある湯川村。車で来る場合、いろんなルートがありますが、高速道路の磐越自動車道、会津若松インターチェンジで降りて、国道121号線を北に走ることおよそ10分で、村の中心部に着きます。また、電車の場合は、SL、つまり蒸気機関車も走る、磐越西線「笈川駅」で降りてください。
特産品
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湯川村は、面積が16.36平方キロメートル。裏磐梯にある桧原湖のおよそ1.5倍もの広さがあるんです。その7割が田んぼや畑の農地になっているんです。ここは会津盆地のほぼ真ん中。村の名前の由来にもなった「湯川」を始め、東西南北からいくつもの川が集まっています。こうした川の豊かな水に恵まれていることから、湯川村は「福島県の米どころ」としても知られているんです。その米どころとしての実力は、と言いますと、県内での10アールあたりの米の収穫量は3年連続で1位を誇り、会津湯川米と銘打った、減農薬、減化学栽培の有機米ブランドもあるほどなんです。そんな米どころならではの特産品がこちら、「イナゴの佃煮」です。今皆さんがいる、うつくしま未来博の会場にも出品されていますので、是非ご賞味ください。

勝常寺
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昔から、村の人たちの厚い信仰を集めているのが、こちらの「勝常寺」なんです。このお寺は今からおよそ1200年前に徳一上人によって建立され、会津中央薬師堂としても知られています。作られた当時は、この本堂の他に、12ものお坊さんの住まいや、100戸以上の末寺を持つ一大寺院だったと伝えられ、この勝常寺には、国宝が3体、重要文化財指定が9体、合わせて12体もの仏像があるんですが、一ヶ所にこれだけの文化財が残っているのは、全国でも珍しいそうです。
勝常寺念仏踊り
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この勝常寺境内では、毎年四月になると、村の無形重要文化財に指定されている、「勝常寺念仏踊り」が奉納されます。
ウォーナー博士の記念碑
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境内の隅にひっそりと立っているのが、今から50年以上も前の太平洋戦争のときに、アメリカ軍の爆撃から、文化的に価値の高い勝常寺を守った、ウォーナー博士のことが刻まれています。

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掲載情報の著作権は湯川村、(株)ブイテック東北に帰属します。
湯川村、(株)ブイテック東北の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。