お城山散歩(1/2)

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お城山散歩
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町民が、お城山と呼び親しむ三春城は、永承元年、田村義顕によって築かれた山城です。戦国時代、ここを本城として南奥州に武威を振るった田村氏は、義顕・隆顕・清顕の三代、84年間の領主でした。
お城山の歴史
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後、会津領加藤氏、松下氏などの領主時代を経て、正保2年以来、秋田氏11代220年余り、三春藩の本拠として明治を迎えました。
お城坂
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お城坂は、戦国期の三の丸跡で、江戸時代には重臣の屋敷が置かれ、今も家老の居宅など当時の面影を残しています。

城山への道
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城山への道は、本丸、大門へ通じる九の字型の正面の道と、裏門に通じる北側を登る道があります。正面の道は、戦国の要害にふさわしい急な坂道で、途中に竪堀、廓、平場などの遺構が残されており、あげ土門、三ノ門などがあったことが知られています。
御本丸
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御本丸、城山頂上の平坦部を御本丸と呼びます。二段になっていて、かつては上段を本丸、下段を二の丸としていました。
御三階
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下段西の橋に優美な姿を見せていた、御三階と呼んだ三層の矢倉をはじめ、江戸時代初期、八棟を数えた建造物は、天明の大火で罹災、さらに明治の取り壊しで、今はわずかに残る土塁、礎石などに当時の面影を偲ぶのみです。

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