雪村〜三春への道〜(1/1)

[目次]
雪村〜三春への道〜
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我が国水墨画の巨匠として、雪舟と並び称される画僧雪村は、その晩年、奥州三春スモモダ村に庵を結びました。後に、一元紹碩によって桜梅山雪村庵と名付けられ、今も辺りの地名を雪村と呼びます。
雪村庵
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美しい竹林を背にして、寺の庭には雪村桜と呼び親しまれている紅枝垂桜や、梅、猿滑の古木が、そしてわずかに石組みを残す東の池と西の池などの佇まいは、雪村隠棲の地に相応しい景観を今に残しています。
雪村周維
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雪村周継は、常陸の国、太田を本拠とした戦国大名、佐竹氏の生まれと言われています。剣を画筆に替えて戦国乱世を生き、常に東国にあってその画才を極め、中央を凌駕する幾多の名作を残して86歳の生涯を、この三春の地に終えたのです。

自画像
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この自画像は、我が国最古の自画像と言われ、武家の出の厳しい禅僧の風貌の中に、到達した大画人、雪村の心境が窺がえる名作です。その自筆の散文に見る、山川一色綿よりも白し茅屋斜めに連なりてタンエンコメルの情景は、まさに今もそのまま雪村庵の光景です。
画人として大成
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禅僧雪村は、終生ひたすら絵の修行に励み、会津、小田原、鎌倉など各地を遍歴して冥想知識と信仰を結び、また北条氏康、氏政親子、芦名盛氏など、戦国大名の庇護を受けながら画人として大成しました。
東洋美術水墨画の巨匠
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今、雪村の作品に接する時、大小の画面を自由に描きこなし、どの作品にも生新な気迫と躍動感が漲っており、また一貫して雪村の人間的な暖かさと機知の心が流れているのを見ることが出来ます。雪村の作品は、広く海外にも紹介され、東洋美術水墨画の巨匠として愛好されています。

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