真夏の戦国絵巻 相馬野馬追(4/5)

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御行列開始
時間: 1分55秒
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中野豪を先頭に、小高豪、シネハ豪、キタ豪、ウタ豪の順に、先祖伝来の旗差し物を背にした騎馬武者が、三社のゴシンヨウと共に御行列を開始した。雲雀ヶ原までの長い道のりを、騎馬武者が駒を進める。人も馬も夏の暑さをものともせず、堂々の御行列。
甲冑競馬
時間: 1分38秒
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午前11時、御行列は雲雀ヶ原祭場地に到着。妙見三社のゴシンヨウは、本陣山の山頂に安置される。甲冑競馬が始まった。第1回目は大役による競馬だ。白鉢巻の騎馬武者は、土ぼこりを巻き上げて疾走する。先祖伝来の旗差し物は、真夏の風を裂いて唸りを上げる。
御神旗
時間: 2分44秒
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神旗争奪戦が始まった。妙見三社の御神旗がそれぞれ、花火と共に打ち上げられる。数百の騎馬武者が、舞い降りる御神旗に我先に飛び交って、鞭で奪い合う。御神旗を手にした騎馬武者は本陣山のヨウチョウの坂とも言われる七曲がりの坂を一気に駆け上がる。総大将に手柄を報告し、褒美を受け取るのだ。江戸時代には、広大な野馬原に野馬を放って追ったものを、現在は御神旗をその野馬に見立てて、数百の騎馬が鞭だけで奪い合うのである。上空から舞い降りる御神旗を目掛けて、馬上で鞭を振る。これは、20発の打ち上げ花火で行われる。

火祭り
時間: 1分31秒
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厳かに、火祭りが始まろうとしている。夏の宵がゆっくりと訪れる、小高町の田園。夕闇に点々と火が灯される。3日間の野馬追にあって唯一静かな行事、火祭りが幕を開ける。これは、かつて殿様の行列を迎えるかがり火であったと言われる。
御水取り
時間: 1分45秒
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御神水を汲む、御水取り。最終日の三日目は、小高城主の相馬小高神社を舞台に行われる。野馬追込が始まる。小高神社の境内に裸馬を追い込む。これは、江戸時代からの伝統を踏襲したものである。当初は、先日野馬原から追われた野馬が、野馬道をひた走り、小高城、現在の小高神社に追い込まれていく。この野馬懸は、野馬追の原型を最もよく伝えている。追い込まれた馬の中から、御神水で印を付け、護神ベを決める。
命がけ
時間: 53秒
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白装束姿の御コ人達が、暴れる裸馬を素手で捕らえようと命がけで挑む。

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掲載情報の著作権は野馬追の里原町市立博物館に帰属します。
野馬追の里原町市立博物館の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。