民友ニュース No.42(2/2)

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ニューストピックス1
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郡山の桜まつりに、珍しい牛レースが行われました。馬と違って力はあれども歩みの遅いのを自慢にするモーモー連、ヨーイドンの合図で歩き出したは良いが、あっちにのそのそ、こっちで一服といった具合。柵の上にまで群がった観衆からの大声援も上の空、500メートルに8分以上もかかる牛まであって、大人気でした。
ニューストピックス2
時間: 41秒
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耶麻郡北塩原村ヤジ部落は、会津の純農村です。この部落が地方民羨望の的となっているのは、昭和26年に発足した新生活運動が実を結んだからです。水質の悪い小川の水汲みに苦労をしたのも昔の夢、今は簡易水道のおかげで主婦の労力も半減。水路も改善され、便所の改造も着々と行われ、ハエや蚊も消滅しました。太陽熱を利用して、燃料の無駄もなくなりました。お風呂も立派なタイル張り、これこそ本当に楽しい農村生活です。
ニューストピックス3
時間: 35秒
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県の誇る指導船磐城丸は、漁期を前に船体の整備を終わり、5月4日金華山方面に実習を行いました。視察の県経済委員達も、乗組員の鮮やかな手さばきにすっかり舌を巻いています。この優秀船は近く出航、北洋漁業に従事するほか、サケ、マスの試験調査を行いますが、水産福島のため躍が期待されています。

ニューストピックス4
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民友と日赤の愛の診療巡回車は、有名薬店の協賛で、4月22日から4日間にわたって、岩瀬郡下の無医村部落を訪れました。3里、4里の山道を歩いてやってくる人もあって、診療班はてんてこ舞いの忙しさ。丁寧な診察を受け、お薬までもらって、これで10年は長生きできるなあいと大喜びです。
ニューストピックス5
時間: 40秒
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4月3、4の両日、県下一帯に霜がおり、蚕糸関係だけでも12億円に上る被害を受けました。農家では霜ですっかり黒くなった桑の木を切り払っています。被害面積1万3,000余町歩、春繭73万貫の減収と見られています。県当局初め自民、社会両党でも緊急対策に本腰を入れています。
世界動物博ひらく
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新緑の5月12日、世界動物博覧会の開会式が行われました。この動物博覧会は向こう1ヶ月行われますが、初日から待ちかねた観衆がどっと押し掛け、県下初めてという動物もたくさん混じって2,000余と、さしも広い信夫ヶ丘競技場は動物の国と化しました。特にエイものは、猛獣ショーです。ライオンの綱渡り、熊さんの玉乗り、オットセイの曲芸などやんやの喝采をあびています。

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