民友ニュース No.55(1/2)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.55
県の施設ぞくぞく完成1
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新しい県の施設が次々に完成しました。その一つに福島の盲聾学校、盲学科があります。新しい校舎は特別教室を一段と充実し、あんま、マッサージ、精微解剖、治療の実習室を備えています。その隣に生徒のための光寮があります。現在、盲学生は71名ですが150名まで収容できます。
県の施設ぞくぞく完成2
時間: 17秒
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また、ここに点字図書館が完成しました。目の見えない人々のために点字講習会を開き、篤志奉仕者の養成も行っています。この点字図書館がいつまでも変わらぬ盲人のための、いや社会のための希望の灯火であるように祈りたいものです。

県の施設ぞくぞく完成3
時間: 45秒
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家出娘の身上相談、身売りや悪質の病気の治療相談まで、親身になって世話する婦人相談所も立派にできあがりました。一緒にできたシャクナゲ寮では、希望の婦人を収容して、日常の生活ができるよう、生活訓練をするとともに、再出発のための技術を身に付けさせています。所長のナガサワさんは、特に売春防止法で故郷に戻ってもうちにいられない人々にこう呼びかけています。「施行された結果、不幸にして身を沈めた方々は、今すぐにでも良いから相談に来ていただきたいのです。」
新選良生きる
時間: 1分07秒
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衆議院総選挙は5月22日行われました。お百姓さんは耕運機で投票所へ、腰の曲がったおばあさんも清き一票、こうして投票率は89.39パーセントと前回を2.8パーセントも上回る好成績を収めました。これは県や市町村の選挙管理委員会の啓発、棄権防止、選挙人の自覚などによるものです。当日も県の委員会は万全の体制を整え、この選挙戦に当たりました。選挙民の政治への関心は最高潮、速報版は黒山の人出、夜遅くまで見入っています。自民8、社会4の新しい選良が生まれ、晴れの議事堂入りをしました。
ニューストピックス1
時間: 44秒
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国立公園安達太良の山開きは登山日和に恵まれ、6月1日、本県山岳史上空前の8,000人が参加して行われました。ヤッホーの声が山々に木霊して7つの登山道はさながら人の波です。今年の登山者のうち半数は婦人で家族連れが多く目立ちました。正午、厳かな式典が行われ夏山の安泰を祈りました。

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