民友ニュース No.124(2/3)

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ニューストピックス3
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県立高校の卒業式は、3月1日から各校で行われました。今年の高校卒業生は県下で1万5,700人、民友新聞が復刊された頃生まれ、戦後の混乱期を逞しく生き抜いた若人たちも、今日はさすがに感無量。進学する者、職業に就く者、道はそれぞれ違っても、校門を出て第二の人生に向かって颯爽と羽ばたいていきました。
新風土記(1)西根堰
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摺上川に取入口を設け、伊達郡を曲がりくねって流れる西根堰農業用水路の起源は古く、344年前、古河善兵衛、佐藤新右衛門が開削した上堰七里余、下堰三里十九丁からなり、今なお1,230ヘクタールの田畑を潤して、蕩々と流れている。マンベの洞門を初め、幾多の難工事をわずか1年の短い期間に完成したが、古河善兵衛は工事費を流用した責を負って、自刃しました。人々はその徳を慕って湯野に祠を建て、遺骸は福島の高善寺に葬り、今もなお農民の間に水の父として語り継がれています。
新しい商法・中小企業診断員の活躍1
時間: 1分15秒
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町には経営読本や経営管理を扱った出版物が氾濫し、世はまさに経営革新ブーム。人間の身体と同じように、工場とか商店という企業は、内部に色々な活動部門を持っています。生産、販売、そして仕入れなどの各部門が、歯車を揃えて働くところに健全な企業の活動があるのです。中小企業ではとかく経営上の欠陥を知らずにいる向きが多いので、企業を調べる診断員の必要が生じます。企業診断の医者にあたる中小企業診断員は県内に今のところ23人。企業診断には一定のコースがあり、費用は一切無料です。申し込みがあると係員は、予診、診察と、中小企業の振興に取り組んでいます。

新しい商法・中小企業診断員の活躍2
時間: 39秒
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37年から146の工場、商店がこの制度の洗礼を受けて、新しい出発へと踏み切りました。ここハマツ鉄工所もその一つ、この工場の最大の目標は、全作業の60パーセントを占めるという運搬作業の改善です。ゆったりした通路と、作業順序に応じた運搬コースが確立され、機械化で一人当たりの運搬重量は4.3倍になりましたと、工場長は喜んでいました。
新しい商法・中小企業診断員の活躍3
時間: 56秒
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個人商店は、売り上げの多少が直ちに経営に響きます。広告宣伝はもとよりサービス、店内の装飾、商品の吟味、採光や照明はこんなふうに苦心惨憺。こうした商店の要望に応えて、資金や販売といった経営の両面から経営合理化にメスを入れるのが、商店診断です。何が何でも人目を引き客足をとらえるのが商店経営のコツ、診断員の指導を受けたこの主人は、店の特徴を考え、店内の陳列を今までの平面陳列から立体陳列に変えただけで、店内は明るくなり売り上げが倍近くなりましたとえびす顔です。
新しい商法・中小企業診断員の活躍4
時間: 54秒
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また、診断員の指導で地元の個人商店29店が共同出資をし、中小企業近代化資金助成法の適用を受けて、昨年暮れ開店した本宮デパートは、小売店が団結してスーパーをつくり、スーパーストア攻勢に立ち向かったケースとして全国的に注目されています。売上金額も当初の目標をはるかに超えた好成績を上げていますと、喜びを隠しきれない面持ちです。

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