タイトル 時間： 15秒 0.9MB 2.5MB 11.4MB 福島民友ニュース　NO.155

力をあわせて　中小企業の協業化1 時間： 1分20秒 4.7MB 13.0MB 59.9MB 会津平野の真ん中に、見事な工場群が立ち並んでいます。漆器業界にとって長年の夢であった団地づくりが、ようやく実現した姿なのです。高度成長を遂げつつある我が国経済の中で、中小企業は今競争に打ち勝つための近代化が急がれています。そこで、最近注目を浴びているのが協業化です。つまり、同じような立場にある中小企業が、資本と技術を持ち寄って共同で事業を経営するものです。会津漆器団地はこの協業化のために生まれたもので、37企業66組合員が密接な連携のもとに、成型から出荷まで共同で行っています。理事長のヤマダさんは、今まで暗い土蔵の中で作られていた漆器が、ベルトコンベアに乗ってできてくる、生産性は今までと比べものになりませんと語っていました。

力をあわせて　中小企業の協業化2 時間： 1分22秒 4.8MB 13.4MB 61.3MB ここ福島県醤油醸造協同組合も、105の業者からなる大がかりな協業組合です。こうした共同経営の中で見逃すことのできないのは、中小企業指導員の活躍です。事業計画の立て方や、経営分析の仕方など指導員の綿密な指導を受けて、今まで経験や勘に頼っていた組合員達は、協業化による大規模経営を軌道に乗せました。製造工程の8割までが最新の設備で行われ、人手不足の解消や原価の引き下げ、さらには品質の向上を図るなど、事業はいよいよ発展への道をたどっています。使われている機械などは、みんなで力を合わせて購入したもので、家内工業では見られない優れたものばかりです。製品の質を向上させるためには、品質管理も大切な仕事です。係員は厳重な検査を続けています。

力をあわせて　中小企業の協業化3 時間： 1分03秒 3.7MB 10.4MB 47.8MB 相馬家具協同組合は、県内協業化の第1号ですが、これまでの和風家具が洋風家具へかわったことが協業化へのきっかけでした。つまり、洋家具を大量生産するための設備を整備するには、みんなで資金を出し合い、また融資に便利な協業化以外に道がなかったのです。協業化により見込み生産ができるようになり、それによって市場が拡大され、将来は東京市場への進出も期待されています。専務のエンドウさんは、「この組合のモットーは人の輪です。組合員は、固い絆で結ばれています。これが成功した鍵でしょう。」と、その喜びを語っていました。協業経営は、新しい行き方としてさらに発展し、成果を上げていくことでしょう。

カメラルポ(10)霊山 時間： 1分49秒 6.4MB 17.8MB 82.0MB 阿武隈山脈のなだらかな山々の間にそそり立つ霊山は、古い歴史と雄大な景観を誇っています。この山には1100年も前に寺が開かれ、東奥文化の中心地でした。霊山寺には、円仁が建てたといわれる元徳の碑があります。自然の要害霊山は、南北朝の戦いで北畠親房、顕家親子が城を築き、南朝軍のために戦いました。霊山神社には、親房、顕家など北畠一族が祀られています。霊山への入り口にあたる霊山町掛田には、北畠顕家の臣、掛田サダタカの館がありましたが、今は茶臼山公園を呼ばれ、桜の名所となっています。歴史と独特の奇岩で知られるこの山からは、遠く安達太良、吾妻連峰なども臨まれます。この眺めと調和した秋の紅葉が素晴らしく、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

ニューストピックス1 時間： 34秒 2.0MB 5.6MB 25.8MB 共同募金20周年を記念する、県民助け合い運動感謝大会が福島市で開かれ、功績のあった人やこの事業に貢献した人が表彰を受けまいした。街頭では木村知事も女子高校生の呼びかけに、ご苦労さんと募金に協力していました。

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