民友ニュース(県民ニュース) No.169(1/3)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.169
へき地に医療の手を1
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日進月歩、最近の医学は目覚ましい進歩を遂げています。科学の粋を集めた設備と、すぐれた診断を下す医師のもとで、私たちの健康は力強く守られています。しかし、山間へき地を抱える本県にはまだ無医地区が残されていて、医師がいないために思うように医療の恩恵にあずかれない人々がたくさんいます。
へき地に医療の手を2
時間: 42秒
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三島町にある県立宮下病院は、広いふところに無医地区を抱えたところです。この地方では唯一の病院だけに患者は多く、3人の先生方は毎日目の回るほどの忙しさです。山深いところから出掛けてくるので、入院を余儀なくされるのもここの特徴。

へき地に医療の手を3
時間: 41秒
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そしてここでは、無医地区への出張診療が大きな仕事のひとつとして続けられてきました。宮下病院から12キロ、戸数49戸のマカタ部落には週に1回出張します。部落の人達にとってはこの日だけが医者にかかる機会で、無医地区の人々の大きな救いとなっています。また、この部落では、へき地保健福祉館が建設されています。これは、診療室の他に保育、集会施設も兼ねる総合施設で、県下各地に建てられます。
へき地に医療の手を4
時間: 55秒
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交通の便に恵まれないところで活躍しているのが患者輸送車で、山間の村々に重点的に配置されています。この車は、下郷町が今年の9月県の補助で購入したもので、急病人の輸送に当たるほか、定期的に無医地区を巡回しては町の診療所に患者を送り届けています。
へき地に医療の手を5
時間: 1分23秒
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歯の治療も、へき地の人々には頭の痛い問題です。痛む歯をおさえて町の歯医者さんまで1日がかりということにもなりかねません。このほど購入された巡回歯科診療車あけぼの1号は、こうした地区の人々に大きな期待をもたれています。土曜から日曜にかけて月平均8日間の運行は、先に備えられている巡回診療車の運行と合わせ、無医地区の人々に大きな福音をもたらすものです。無医地区を無くすことは、へき地対策に課せられた課題とも言えるもの、手を振って見送る人々には感謝がいっぱいです。等しく健康で快適な生活を営むためにも、必要な時に必要な医療を受けられるよう、私たち一人一人が自分の問題として考えていきたいものです。

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