民友ニュース(県民ニュース) No.171(1/2)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.171
働きながら学ぶ1
時間: 2分01秒
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1日の仕事を終え人々が楽しい夕餉の一時を過ごしている頃、明るくともる電灯の下で熱心に勉強している若人たちがいます。夜間高校に学ぶ生徒たちです。工場や商店に勤める傍ら、疲れた体に鞭打って勉強を続けている彼ら、現在県下にはこうした定時制高校に学ぶ生徒が、通信制も含めて約1万2,000人います。昼と夜と1日をフルに活用した生活は厳しく、そこには鉄のように強い意志が要求されるのです。従って、4年間の課程を終わって卒業するのは約半数、後の半数は途中で脱落してしまいます。そして、中途退学者のうちの約30パーセントは、職場の都合を理由にやめていくといわれています。「ミヤちゃん、ノボルちゃん、あのそろそろ時間だよ、学校に行きなさい。」「はい。」働きながら学ぶ者にとって、職場の温かい理解がどんなに必要であるかを知らされます。「やっぱり、体力的にはあまり強くないでしょ。ほんと勤務とね、学校今まで3年間なんとかやってきたんですけど、また、職場も何も生活状態が変わってね、また・・・。」
働きながら学ぶ2
時間: 55秒
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3時間半という短い時間に色々な相談を受ける先生は、忙しい毎日の連続です。職場訪問も仕事の一つです。職場に理解と協力を呼びかけるために、少しの暇を見つけては出掛けていきます。「こちらへお世話になって、夜ね、第二高等学校へ来るんでね、私の方でも真面目にやりますとね、お昼の方の仕事がね、居眠りしたりなんかして、こういう細かい仕事なもんですからね、そういう点どうでしょうかね。」「そうですね、あの、現場ではもう非常に真面目でね、で、みんな言われる通りにね、言われなくても自主的にやるっていうね、そういう・・・。」「ああ、そうですか。」

働きながら学ぶ3
時間: 15秒
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定時制高校に対する施策は、これから本格的に着手されようとしています。
働きながら学ぶ4
時間: 1分11秒
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建設途上の会津中央高校は、県内初の定時制高校の独立校舎として、大きな期待をもたれています。さらに、43年度中にはいわき市にも建設が決まり、体育館や照明設備など全国に先駆けた充実した整備が約束されています。定時制教育は、こうしたセンタースクールを軸にして大きな変化を遂げつつあるのです。定時制高校の新しい分野として考えなければならないのが、産業と学問の提携です。産業技術の高度化と共に多くなる事業所内訓練、こうした機関との提携は、まさに定時制高校の特質を生かした教育方法と言えましょう。働きながら学ぶことは苦しいことです。苦しみは明るい未来に繋がると信ずる彼らを、理解し勇気づけることは社会の義務です。特に、職場での温かい理解が必要なのです。これがどれほど彼らを勇気づけることでしょう。
ニューストピックス1
時間: 52秒
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学童を交通事故から守る集いが、福島で開かれました。木村知事ら県側と、県内約500人のPTAのお父さんお母さんが、安全対策を熱心に話し合いました。昨年1年間に県内では43人の子供が交通事故で死に、1,716人が怪我をしました。県内ではこうした事故を無くそうと、7億円の予算を投じて、安全施設づくりをしています。

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