タイトル |
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15秒
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福島民友ニュース NO.171 |
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働きながら学ぶ1 |
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2分01秒
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1日の仕事を終え人々が楽しい夕餉の一時を過ごしている頃、明るくともる電灯の下で熱心に勉強している若人たちがいます。夜間高校に学ぶ生徒たちです。工場や商店に勤める傍ら、疲れた体に鞭打って勉強を続けている彼ら、現在県下にはこうした定時制高校に学ぶ生徒が、通信制も含めて約1万2,000人います。昼と夜と1日をフルに活用した生活は厳しく、そこには鉄のように強い意志が要求されるのです。従って、4年間の課程を終わって卒業するのは約半数、後の半数は途中で脱落してしまいます。そして、中途退学者のうちの約30パーセントは、職場の都合を理由にやめていくといわれています。「ミヤちゃん、ノボルちゃん、あのそろそろ時間だよ、学校に行きなさい。」「はい。」働きながら学ぶ者にとって、職場の温かい理解がどんなに必要であるかを知らされます。「やっぱり、体力的にはあまり強くないでしょ。ほんと勤務とね、学校今まで3年間なんとかやってきたんですけど、また、職場も何も生活状態が変わってね、また・・・。」
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働きながら学ぶ2 |
時間:
55秒
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3時間半という短い時間に色々な相談を受ける先生は、忙しい毎日の連続です。職場訪問も仕事の一つです。職場に理解と協力を呼びかけるために、少しの暇を見つけては出掛けていきます。「こちらへお世話になって、夜ね、第二高等学校へ来るんでね、私の方でも真面目にやりますとね、お昼の方の仕事がね、居眠りしたりなんかして、こういう細かい仕事なもんですからね、そういう点どうでしょうかね。」「そうですね、あの、現場ではもう非常に真面目でね、で、みんな言われる通りにね、言われなくても自主的にやるっていうね、そういう・・・。」「ああ、そうですか。」 |
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