民友ニュース(県民ニュース) No.175(1/3)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.175
道路を守る1
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増える自動車、大型化するトラック、産業経済が発展し、地域開発が活発になるに従って、道路の需要は多くなり、今急ピッチで整備が進められています。しかし、県内の舗装はまだ全体の20パーセントに満たず、ほとんどはでこぼこの砂利道です。改良が進んでいるとはいえ、まだこんな悪い道が方々にあります。こうした砂利道の補修に日夜努力しているのが道路工夫。
道路を守る2
時間: 34秒
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猪苗代のカサマさんは、この仕事に入って34年、文字通り道路と共に生きてきました。彼の受け持ちはこの沿線28キロ、穴を埋め、路肩を整備し、草を刈るなど、仕事はかなり厳しいものです。こうした人々は県下各地に251人おります。しかし、交通量の増加につれ、道路工夫の在り方にも一つの転機が訪れようとしています。

道路を守る3
時間: 27秒
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「堀之内地内を重点的に、穴が多いもんですから、これをやりまして、あと福山地内のジンバ、・・・。」毎週開かれる会議では、追いつかない工事量のことなど、真剣な討議が交わされます。こうした中から、交通量の多い箇所を重点的に直すための砂利道補修班が生まれました。
道路を守る4
時間: 22秒
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42年から始められた砂利道補修班は、10人1組となり重点的に補修に当たります。集中管理のもとでの作業は、あらゆる面でプラスされます。多くの事業量を抱える現在、こうした方法はますます取り入れられていくことでしょう。
道路を守る5
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「これがクラッチ、これがギアを入れててこれ放すと前進バック・・・。」こうした動きと共に、機械の導入も漸次行われています。人手の何十倍も働くハンドグレーダーの導入は、ますます多くなる仕事を迅速に処理するために大きな働きをすることでしょう。機械の導入は時代の要請なのです。機械が働く現在、道路工事の在り方は大きく変わり、私たちが抱く道路工夫のイメージも変わりつつあります。こうした積み重ねにより、私たちはより安全な道路を快適に利用することができるのです。

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