民友ニュース(県民ニュース) No.179(2/3)

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福島県はすすむ 会津若松市6
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県工業試験場の指導による漆器工業団地の形成は、大きな成果を結びました。協業化によって零細企業が共に発展する一つの道を開いたものとして注目されます。係員の技術指導による高級品の開発と、機械化による省力化は、この産業を大きく伸ばし、年産40億円の生産にこぎつけました。
福島県はすすむ 会津若松市7
時間: 1分09秒
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道路の舗装が進み、鉄道が電化されるにつれ、会津は観光客で賑わう都市となりました。天下の名城鶴ヶ城、昭和40年に再建された白亜の天守閣は、観光会津のシンボルです。自然石を巧みに積み上げた野面積み、老松に映える石垣などは古城の面影を偲ばせます。会津は古い歴史が作り上げた軌跡が多いのです。当時を再現する白虎行列は、会津若松最大の行事の一つ、戊辰戦争の折り年端もいかない少年たちが、忠烈果敢に戦ったのを思い起こさせます。折しも今年は明治百年、戊辰戦争は我が国が近代化へ脱皮する際の一つの陣痛とも言えましょう。
福島県はすすむ 会津若松市8
時間: 37秒
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白虎隊士が眠る墓前には、絶えることない焼香の煙が立っています。歴史の町会津若松市は、観光都市として人々を呼び、年間130万人が訪れています。

福島県はすすむ 会津若松市9
時間: 45秒
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しかし、長い歴史をもつだけに、会津若松は大きな悩みも抱えています。鉤型道路、自動車が増えるにつれ交通麻痺がひどくなり、根本的な都市改造に迫られているのです。これが解決した時、会津若松は文字通り歴史と観光に加えて産業都市として大きく発展することでしょう。
福島県はすすむ 会津若松市10
時間: 42秒
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豊富な電力に加え豊かな労働力を利用した工業の誘致は、会津若松がこれから歩もうとしている道を示しています。42年に建てられた従業員1,000人の富士通。歴史と観光の会津若松は、加えて産業都市としてその姿を変えつつ、会津盆地の中心として今大きく歩み始めているのです。
明治百年記念式典1
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明治と改元して100年。この100年間の繁栄を祝う記念式典が、23日福島市の公会堂で開かれました。木村知事が、郷土福島に限りない希望と誇りを持とうと式辞。県章が発表されて、制作者のシイナさんが表彰され、場内の拍手をあびました。ついで、この式典のハイライトである先覚者の顕彰に移り、医聖野口英世、自由民権の河野広中が顕彰されました。遺族代表元京大総長コニシ未亡人に顕彰状が贈られ、物故者の遺徳を偲びました。

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