タイトル 時間： 15秒 0.9MB 2.6MB 11.7MB 福島民友ニュース　NO.181

福島県はすすむ　石川町1 時間： 52秒 3.1MB 8.5MB 39.0MB 暖かい日だまりの庭先で、世間話に花を咲かせながら行われるコンニャクの乾燥作業。石川町マガラギ部落の各農家では、今コンニャクの荒粉作りに忙しい毎日を送っています。10アール当たり約11万円とかなりの高収益をもたらすコンニャク栽培は、山間のわずかな田畑を耕して生活する人々にとって、大きな収入源となっています。

福島県はすすむ　石川町2 時間： 38秒 2.2MB 6.3MB 28.6MB 阿武隈山脈のまっただ中に開ける石川町は、人口およそ2万3,000、約半数以上の人々が農業に従事する静かな純農村地帯として発展してきました。水戸街道に沿って並ぶ商店街は、人や車の往来も激しく、近在の農家の人々で結構繁盛しています。石川町は純農村地帯を控えた生活中心の消費地として、中心的役割を担っています。

福島県はすすむ　石川町3 時間： 32秒 1.9MB 5.3MB 24.1MB 町の真ん中にある小高い丘は、三芦チョウと呼ばれる城跡です。秀吉の世に取り潰されてから荒廃し、今は城下の面影もなく、昔日を偲ぶ縁もありません。町を見下ろすセキソン山の頂に最近建てられた自由民権の記念碑。自由民権運動の嵐は、明治の初め石川の地に県下初の政治結社石陽社を誕生させました。

福島県はすすむ　石川町4 時間： 1分04秒 3.7MB 10.5MB 47.9MB また、こうした風土はこの地に研学思想を高め、大きな実を結んだのです。明治25年、石川義塾としてモリヨシタネらによって創立された学法石川高校は、地方の教育機関として計り知れない恩恵をもたらしています。石川地方の各界のリーダーは、ほとんどがここの出身です。このほか県立高校を加え、人材教育のための施設が整っている石川町は、大きく飛躍する要素を秘めたところと言えましょう。

福島県はすすむ　石川町5 時間： 29秒 1.7MB 4.8MB 21.9MB 山間に忽然と出現したクリーム色の近代的大工場。昭和38年、若い労働力を求めてやってきたミドリ安全靴工場の進出は、石川町に大きな変革をもたらしました。従業員300人のこの工場のおかげで、出稼ぎに行かなくても生活が安定しました。

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