民友ニュース(県民ニュース) No.183(2/3)

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福島県はすすむ 双葉地方北部6
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養蚕は米と並んでこの地方の主要作物、双葉郡内で生産される3分の2以上が、浪江、双葉、大熊町で生産されています。しかし、合成繊維の普及につれ養蚕にも近代化合理化が要求され、1,800万で建設中の稚蚕共同飼育所、また集団桑園の開発など新しい姿への脱皮が図られています。
福島県はすすむ 双葉地方北部7
時間: 23秒
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双葉町にある清戸さく横穴古墳、その昔この辺りには、強力な部族社会が営まれていたのです。重要文化財朱を施した壁画は全国的にも珍しく、当時の高い文化水準を偲ばせます。
福島県はすすむ 双葉地方北部8
時間: 51秒
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浪江町大堀地区で今も続けられている大堀焼きは、輸出の花形として脚光をあびています。年産約1億円、浪江町の大きな産業です。付近の山から出る粘土を原料に、寛政の頃から生産されてきたこの産業も、協同化などの近代化の方法を取り入れて活発に行われています。馬の絵が描かれているのが特徴で、その清雅な趣は多くの人々に愛されています。

福島県はすすむ 双葉地方北部9
時間: 24秒
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山々をぬって福島に走る国道114号線、海岸線に沿う国道6号線、全線電化された常磐線が走る双葉地方は、今ようやく発展への胎動を始めました。
福島県はすすむ 双葉地方北部10
時間: 46秒
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大熊町の東京電力による福島原子力発電所の建設工事は、今力強く進められています。第1期47万キロワットに続き、第2期72万キロワットの建設にも着手、さらに浪江、双葉町にかけての東北電力による原子力発電所計画の完成は、双葉地方を日本一の発電基地とすることでしょう。恩恵少なかった海は、今未開の原野と結んで双葉地方北部の人々に限りない発展の可能性を約束しています。
ニューストピックス1
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2月5日夜、郡山市熱海町の磐光パラダイスから出火、折からの強風に煽られみるみるうちに燃え広がり、磐光パラダイスと棟続きの磐光ホテルを全焼、宿泊客など31人の死者を出し、戦後最大のホテル火災となりました。15メートルの強風で炎は渦を巻くようにして燃え広がり、消防車の放水も焼け石に水の状態で、火勢は増すばかりでした。焼死者は熱海町高玉の常円寺に安置され、悲しみの遺族は棺の前で泣き伏し悲観にくれていました。ホテル、旅館のこうした惨事を二度と繰り返すなと、政府、県では総合的な対策に本腰を入れています。

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