魚礁漁場造成事業の記録 |
時間:
47秒
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■■において、これまでに実施してきた、魚礁漁場造成事業の記録をまとめたものです。いつごろから人工魚礁の投入が始められたのか、明らかではありませんが、寛政年間にいくつかの記録があります。その1つ、寛政6年、淡路の国の漁師、ニシダシンゾウがある日、五智網で魚を捕っていたところ、たまたま海底に沈んでいる船に網を引きあて、胡椒鯛を大漁しました。その後、7,8年も経つと船体が腐り果て、魚が集まらなくなったので、有志のものと相談し、大きな木枠を作り、それに土俵を詰め、竹や樹木を差し込んで、水深30メートルほどの所に沈めたところ、以前に倍する漁獲があったということです。 |
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魚礁漁場の造成 |
時間:
40秒
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福島県では昭和33年に勿来沖で直径1メートルの円筒形魚礁を試験的に設置したのが始まりであり、図で示すように多くの事業が実施されてきました。昭和34年には並型魚礁設置事業が始まり、その後は沿岸漁業構造改善事業、大型魚礁設置事業、沿岸漁場整備開発事業が推進されました。昭和56年から63年にかけては第2次、第3次沿岸漁場整備開発事業が実施され、数多くの魚礁漁場が造成されています。 |
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実績 |
時間:
52秒
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この表はこれまでの事業の実績であり、事業量の合計は29万5千クウリュウベイ、事業費総額で、32億9千5百万円です。それではここで、福島県で、これまで使われてきた魚礁の一部をご覧頂きましょう。円筒形魚礁、角型コンクリートブロックをはじめ、様々な形の大型構造物が使われております。どの形の魚礁を使うかについては、設置場所の状況、対象とする魚、漁法などにあわせ、最良の効果が得られるよう考えられて、選択されております。クレーン船を使い、魚礁を海底に吊り下ろしているところです。 |
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