ウ トンネル工事
明治35年に,村の人達はお金を出し合い,石屋さんにたのんで,高さ1.5m,はば1mたらずのトンネルを,東がわと西がわからほって,つなぎ合わせることを考えました。しかし,かたい石のところが多くうまくいきませんでした。
それから7年後の明治42年(1909年)に佐藤喜一郎(さとうきいちろう),作田寅三郎(さくたとらさぷろう),菅野善右衛門(かんのぜんうえもん)の3人が中心となり,村の仕事として工事をしました。
工事は見事に成功し,120mもあるトンネルを水が通って水にこまることがなくなりました。
なお,工事にかかったお金は,今のお金になおすと約1000万円ぐらいです。
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用水路に水を流したい時は、手前の水門を
閉じます。そうすると、水がたまってむこうが
わの小さなあなに水が流れます。こうすると、
土などが流れ込まないそうです。よく工夫していますね。 |
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