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(2)動力織機(どうりょくしょっき)
▲大橋兄弟式力織機(りきしょっき)
発明人 大橋 哲彌(てつや)
▲大橋兄弟製作所主
大橋 兵蔵(へいぞう)・わたしたちの川俣町は,はたおりの町として広く名が知られています。明治10年ころは羽二重(はぶたえ)がさかんでした。今は,新しいおりものがさかんにおり出されていますが,それは昔の人の努力があったからです。
▲大橋式力織機(りきしょっき)↓
▲力織機(りきしょっき)工場の様子(大正末期〜昭和初期)↓
▲自動化された織物工場(昭和30年〜40年頃)昔は,手ではたおりの機械を動かしていました。水車や発動機(はつどうき)を使ってのはたおりはむずかしく,みんなに使われるまでになりませんでした。そこで考え出されたのが大橋式織機(力織機/りきしょっき)です。この機械のおかげで,仕事が早くできるようになりました。
(3)朝河貫一(あさかわかんいち)
大橋式力織機を織物展示館に行って見てみよう。