桑折町町勢要覧 -012/029page

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私たちの提言

男性の顔女性の顔

できれば若い人達とも話をしてみたい。 町のみんなが一体感を持てば、もっとい い環境がきっと生れるから…。

佐藤孝雄さん(農業経営)

佐藤孝雄さん(農業経営)
生まれたときから桑折町に住み、現在も現 役で農業に従事。佐藤さんのお母さん、娘さ ん夫婦、お孫さんと4世代が同居する大家族 の大黒柱です。

 ずっとこの町を見てきて、やっぱり時代の流れとと もに変わってきたなあと感じる部分があるよ。昔は本 当に田舎の農村という感じだったから。今は施設の充 実が実現して、教育などの面がいい方向に向かってい ると思うんだ。役場や若い人達がとても頑張っている よね。だから素朴で美しい自然を維持しながらも、『学 び』の場がたくさん用意された理想的な社会環境が整 いつつあるんだろうな。そういう意味では町自体はと ても活性化しているし、これからの問題にも前向きに 取り組んでいる。ただ、人の温かさっていうのは苦か ら変わらない。転勤とか結婚で初めて桑折町で暮らす ようになる人も多いけど、すぐになじんで生活してい るようだし。これからは、もっと子供や高齢者、障害 者などへの配慮を重視していくべきだと思う。もちろ んそれには町民一人ひとりの意識の啓発も必要。 若い人達とのコミュニケーションの中から問 題点や反省点をクリアしていくこともできそうだよね。

 お嫁にくるまでは『田舎』のイメージが強かったの ですが、今では自然と共存できる住みやすい町だと思 うようになりましたね。春になると桃の花のピンクと 菜の花の黄色のコントラストがとてもきれい!半田山 という名所もあるし。私たちもそうだったけど、こん なに素敵な所があるということを、案外桑折町の周辺 に住んでいる人達は知らないんじゃないのかしら。 せっかくだからもっと町民以外の方たちにPRしてい きたいわ。ほかにも、私たち主婦にとってうれしいと 思うことがたくさんあります。例えばごみの収集日が 周辺の市町村より多いとか、公民館活動が活発ですぐ に多くの人達と仲良くなれるとか…。排他的な所がな いから安心。逆に今一番切実に願っているのが、高齢 者の介護問題。友人がお姑さんの介護を一手に引き受けて いるのを見ていて、デイサービスのような対応があ ればいいのにと考えることがあります。お年寄 り同士の交流が生まれるきっかけにもいいですよね。

よそからお嫁にきてもすぐうちとけられました。 介護の問題への取り組みをとても期待しています。

高原恵子さん(主婦)岡田恵美さん(主婦)
高原恵子さん(主婦)
岡田恵美さん(主婦)
福島市から嫁いで桑折町民になった2人。公 民館活動や食事会なとを通して『お嫁さん同 士』の交流を深めています。

よそからお嫁にきてもすぐうちとけられました。介護の問題への取り組みをとても期待しています。


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桑折町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。