伊達町町勢要覧 -020/030page
トーク・トーク
町長と話そうよ。
中学生の目から見たふるさとの姿とは……?伊達中学校の4人の生徒さんと町長とが、伊達町について語り合いました。
佐藤 誠君(中学3年生)
生徒会会長とバスケットボール部部長を務める人気者
井石真由さん(中学3年生)
生徒会副会長。只今ワープロを使った創作に夢中。
町長 皆さん、こんにちは。 一同 こんにちは。 町長 今日は、伊達町に対する皆さんの率直な意見をお聞きしたいと思います。要望、批判、提案など日頃考えていることを自由に話して下さい。 [では、まず今の伊達町について、もっとこうした方がいいと思うところから。] 佐藤 はい。今の伊達町には町のシンボルがないような気がします。桃などの特産品以外に、町独特の“何が”があるといいと思います。具体的には思いつかないんですけど…。 小野 僕は伏黒地区に住んでいるんですが、伊達地区に比べてお店の数が少なくて、買物の時はちょっと不便です。気軽に行けるお店が伏黒地区にももっとできて欲しいです。 絢 私は時々道に落ちているゴミがとても気になります。ほかの町だと、通り沿いにゴミ箱を設置してあるのをよく見かけますが、伊達町にはまだ少ないみたいで…。デザインもオシャレなゴミ箱を町のあちこちに置いたら、ゴミも少なくなるし、見た目もきれいになると思います。 小野 伏黒地区には砂利道が多くで…。舗装路にしても、街灯にしても、もっと増やして欲しいなあ。 町長 なるほど。皆さんから道路関係のお話しが出ましたが、交通体系の整備は町づくりの重要な課題のひとつでもあります。これからも積極的に取り組んでいきます。 さて、皆さんは今の伊達町を色に例えると何色だと思いますか? 佐藤 う〜ん、むずかしいなあ。 井石 私も、伊達町と言えばコレしかない、というようなはっきりたものがないと思うので、色も想像しにくいですね。 町長 うん、確かにそうだね。実は私も、はっきりした色を感じられない時があるんです。特に気候が厳しい冬などは、ちょっぴり寂しいイメージもあるしね。しかし、春はまさに桃源郷のような美しい町になるでしょ。桃の花が一斉に咲き乱れて。 絢 私はやっぱり桃色かな。町の自慢のモモとかリンゴとかのイメージで。