伊達町町勢要覧 -021/030page
トーク・トーク
小野貴史君(中学2年生)
バレー部新人チームの主将。スポーツは何でもおまかせ。
小野 絢さん(中学2年生)
バレー部で活躍する一方、趣味は料理・読書という14歳。
小野 僕は緑。自然がたっぷりのところから。でも町にはたまに荒地のようになっている所もあって、完全な緑とは言えないかもしれない…。 町長 やっぱり町を象徴する確かなイメージがあって、初めてそのカラーも出てくるものなんだね。これは町づくりにも言えることなんだけれど。 [では、将来の伊達町はどうなって欲Lいと思いますか?] 佐藤 「人がすごしやすい町」というのがいいと思います。例えば緑が多いとか、公園があるとか。そういうのが「住みよい町」だと思うのですが…。 絢 私も。緑が多い伊達町が好きなので、未来の子供たちのためにも、緑をたくさん残して欲しいと思います。 小野 僕はエ業、商業などが、ほかの町と比べて、まだ追いつかないところがあるので、産業がもっと発達した町になって欲しい。 井石 そう、活気のある町というか。あと、緑や公園もそうだけど、ほかの様々な施設も充実しているといいな。 佐藤 活気ある町づくりには、「ひと」の問題も欠かせないと思うんだけど。 井石 と言うと? 佐藤 人口がもっと増えること。それには住宅地をちゃんと整えなきゃいけないし、大きな店とか、人が集まる条件を揃えていかないと…。 町長 そうだね。その意味では伊達町は大きな可能性を持つ町です。徐々に人口が増加しているし、その受け皿として現在「志和田前団地」の造成に着手している。また伏黒地区でも大規模な区画整理計画が持ち上がっています。 [「緑の多い町」というのをもっと具体的に言うと?] 小野 町民みんなが楽しめる大きな公園があることかな。 井石 公園だけじゃなくて、街路樹も増やして欲しい。 佐藤 身近なところに緑があれば、空気もきれいになるしね。 絢 今ある山や森を残して、その周りを開発すれば、緑の多い伊達町になると思います。 町長 時代を反映してか、環境問題には皆さん大きな関心があるようですね。 [では最後に、町について皆さんから町長へお願いをして下さい。] 井石 はい。これはクラスの中でも要望が多いんですが、町のバスを中学校が借りられるようにして欲しいです。部活動の遠征の時など、いつも民間のバス会社から借りているので、費用もたくさんかかってしまって…。 佐藤 僕は、さっきの話にも出たように、伊達町は人口が増加しているので、箱崎団地のような広い敷地の団地などを追って欲しいです。そうすれば、新しく町にやって来る人も、ゆとりある暮らしができるんじゃないかと思います。 絢 私は、阿武隈川を「青」というイメージにして、噴水とかがある公園を造ったら、伊達町にももっと人が集まっていいと思います。 小野 農業地域では排水路が途中で止まっている所があるので、ちゃんとつなげて欲しいです。それから、学校の体育館。天井が低かったり、ちょっと狭く感じる時があるので、どんなスポーツにも使える広い体育館があるといいと思います。中学校は今、改築中で、新しい体育館が楽しみなんですが、できる頃には僕は卒業しているので、ちょっと残念(笑)。 町長 はい、わかりました。今日うかがった皆さんの意見を、今後の町づくりに役立ててゆきたいと思います。どうもありがとうございました。 一同 ありがとうございました。 (進行役/近藤三男伊達町助役)