月舘町伝承民話集 -189/200page
月舘町史蹟いろは歌
い ― いつも見上げる小杉の森は、町の象徴 月見館(月見館) ろ ― 論より証拠だ、見せたいものは、下手渡藩主のおん墓所(藩主墓地) は ― 花咲く森の舘山城、昔のままに馬がえし。(舘山城址) に ― 西に束に舘跡あって、住みし時代の人しのぶ(西舘、東舘) ほ ― 堀って見たいな陣屋の跡を 懐古の石碑あるあたり(立花陣屋) へ ― ヘんな梵字が書かれた石に 古谷地薬師のよろい塚(古分地薬師) と ― とんでもないぞい田んぼの畦に 武士がたてたる山の神(山神碑) ち ― ちっとやそっとで出来ない仏 三淀ヶ入の磨崖仏(磨崖仏) り ― りっばに揃った聖者のすがた 寺の十六羅漢様(十六羅漢) ぬ ― ぬれて帰って又来て見たい 岫の最滝水しぶき(最滝) る ― るすの間に子どものいぼが、ころりなくなるいぼ地蔵(いぼ地蔵) を ― をがめば女がご利益うける、春日神社の道祖神(道祖神) わ ― わくを埋めた古墳の松が、きょうも緑の色冴える(わく塚) か ― 亀を埋めてきずいたとりで、大内手渡の亀居館(亀居館址) よ ― 世にも稀なる機織り姫の その名もゆかしご前堂(御前堂)