月舘町伝承民話集 -190/200page
た ― 誰に見せよか、見せたいものは、小志貴神社の獅子おどり(獅々舞) れ ― れんげ花咲く小高い丘に、周防明神 くぬぎ塚(くぬぎ塚) そ ― そんな事件は忘れたように、安洞霊神火防祭(安洞霊神) つ ― 常に部落の平和の為に、滝見観音おわします(滝見観音) ね ― 寝てもさめても乳大銀杏 子育て母の悩み解く(乳銀杏) な ― ならの都に思いを馳せし 小手姫ゆかりの小手の里(小手郷) ら ― らんぶ時代の恋しいむかし、慶応三年供養塔(供養塔) む ― むかし寛政 清水お寺、亡霊供養の宝篋塔(宝篋塔) う ― うむを言わずに薬師を信じ、生身埋めしおばあちゃん(わらび平の薬師様) え ― えにも書きたし歌にもよろし、愛宕神域……恋の苑(愛宕さま) の ― のぞきこんでも影さえ見えぬ、みこが渕かよ、水濁る(みこが渕) お ― おての糠田の大日如来、古い歴史の由緒あり(大日如来) く ― くめどつきない女神の清水、先祖代々山守る(女神の清水) や ― 八重野いずこと涙で呼んだ、恋に悲しいよばり石(呼り石) ま ― 待っていたのか二人の影が、そっと寄り添う月見橋(月見橋) け ― けさもゆうべもひとりで泣いた、 原のあみだの石ほとけ(原の石仏) ふ ― ふたり並んで布川行けば、不動明王にらみたつ(不動きま)