月舘町伝承民話集 -191/200page
こ ― 耕雲お寺の侍たちは、死後も忠勤はげむらし(耕雲寺) え ― 枝は伸び行き広がるばかり、字梶内の稲荷松(梶内の大松) て ― てがらたてたる六十三騎 小手の若武者名は死なず(六十三騎) あ ― ああ有難や、薬師堂、小笹の姫を思い出す(薬師堂) さ ― さても不思議の魔のわざ秘わざ、犬飼嘉作の語り草(犬飼嘉作) き ― 君と連れたち踊坊行けば、元暦古碑の影わびし(元暦古碑) ゆ ― 行くも帰るも自家用車にて、テレビ塔建つ屏風山(テレビ塔) め ― めんどうながらも訴訟に勝った、堀沢山記の石の碑(堀沢山記念碑) み ― みれば見る程とうとい山よ、富士によく似た女神山(女神山) し ― しばし目をあげ西空見れば、小手の五岳が晴れ渡る(小手五岳) ゑ ― ゑびす大黒弁財天や、石に刻んだ路傍神(路傍神) ひ ― ひまがあるならわが家の歴史 由来調べてほしいもの(家系譜) も ― もっと知りたいふるさと民話、先祖のくらしをふり返る(伝承民話) せ ― 千里離れた異郷に行けど、故郷の山河を夢に見る(ふるさと) す ― すべてこまった悩みの果ては、幼い時代に夢馳せる(幼い頃の) ん ― んともすんとも言わないけれど、故郷の山河は母ごころ(郷里の山河)