先人の偉業 戒石銘の精神に学ぶ -019/024page
童からの作品を早速コーナーを設け展示されたことが、実験小学校長、王 典清氏からの後便で知らされ、交流の実が確かに結ばれたことは嬉しい限りであります。
平成三年九月
再び平成三年九月二十五日(水)に京山県から友好訪問団が市庁舎落成及び庁舎内戒石銘碑除幕式に二本松市を訪問され、あわせて二本松南小学校を訪問されました。
今回は京山県の呉理国県長(県知事)自らの訪問であり、本校には外四名と共に大河内二本松市長、市教育委員会の市川教育長、太田管理主事などの案内で来校されました。玄関前には四年生から六年生の児童や校長はじめ全職員が歓迎の列の中、例の如「ニーハオ」で出迎えました。まず玄関前の校長直筆「熱烈大歓迎」の立看板、両国の国旗を背にして記念撮影をしてから校長室で歓談しました。
教室訪問では、通訳の人から「中国語で何を知っていますか。」の質問に子供たちは「二ーハオ」「シェーシェー」「ガイチェン」の三種類をあげたようです。各学級とも訪問された時、全員起立し「ニーハオ」で歓迎の意を表し子供たちとの交流を図りました。
体育館では、前回と同様に歓迎式典を行い、服部校長のあいさつ、児童代表の歓迎のことば、呉県長のあいさつの後、舞踊部の二本松少年隊の舞踊、合唱部の演奏を披露しました。
舞踊部の演舞もさることながら合唱部の「津軽あいや節幻想曲」にはいたく感激され、拍手をするのも忘れたという県長などの言葉でした。