朝河貫一その生涯と業績に学ぶ -025/025page

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あ と が き
 

 英和辞典を毎日2ぺージずつ暗記し,暗記したぺージは1ぺージずつ食ぺてしまい,残ったカバーは桜の木の根元に埋めてしまった,という話を耳にしたことがあると思います。この人こそ,後に世界的な歴史学者・知識人として知られるようになった二本松市が生んだ朝河貫一博士だったのです。

 博士は生涯の多くをアメリカで過ごしましたが,博士に関する資料を読めば読むほど学問的業績の深さに驚くとともに,苦学しながらも,向学心に燃え,死ぬまで研究と精進をつづけていった姿には心をうたれます。

 この教材「郷土が生んだ世界的歴史学者朝河貫一その生涯と業績に学ぷ」は,中学生向けにできるだけわかりやすく,歴史上のできごととの関連も考慮しながら編集しました。

 世界の人々とのつながりがますます強まっていく国際化社会の中で,この副読本を通して,郷土の生んだ朝河博士のおいたちや業績にふれながら,21世紀をになうにふさわしい心豊かな人間に成長していってほしいと願っております。

二本松市教育委員会


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